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  学校図書館司書のつぶやきと活動記録
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 本日、なんとか6年生対象の「戦争について調べる本の紹介」を終えました。
 1限後の放課にようやく先生とお話ができました。で、本番は3限。
 試験直前の生徒のように、一夜漬けならぬ一時間漬けでシナリオを組み立てました(泣)。

 ・本をどう使うか(ポプラディア、目次、索引について)
 ・それぞれの本の特徴(クイズ方式の本、新聞タイプの編集、事典タイプの本など)
 ・コラムの紹介(動物も戦争へ など)
 ・歴史的な資料のほか、知っていて欲しい本の紹介
  「戦場の犬たち」「原爆の絵」「たった一発の爆弾がヒロシマ20万人、ナガサキ10万人が死んだ」「永井隆 平和を祈り愛に生きた医師」「日本にも戦争があった」
 ・今おきている戦争について
 ・パンフレット類の紹介

 これに先立って「本の歴史」についても話しました。
 トータルで40分弱でした。時間としてはまずまずですかね。

 「誰かに何かを伝えたい」 というのをテーマとして据えました。

 紙を発明して本という形にしていった工夫。それは伝えたい何かがあったから。1冊の本には伝えたい気持ちがつまっている。
 戦争の本も同じ。そんな想いを受け止めながら読んで欲しい、と締めくくりました。


(08.11.30追記)
 それにしても、難しいテーマですね、戦争って。
 私は司書ですから、戦争やそれについての考え方を言える立場ではないです。そこは先生にフォローしてもらう。
 なぜ? という疑問をもって調べて欲しい。
 先人たちが繰り返して欲しくない出来事として残しているであろうこれらの資料に、他人事だと思わずに、何を伝えようとしているのかという疑問をもって向き合って欲しい。
 ……というような気持ちで話したつもりなのですが、子どもたちの心にどう響いたかはわかりません。
 あ~ぁ。切ないデスねぇ。。。
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