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  学校図書館司書のつぶやきと活動記録
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今月もたくさん読めました。 
やはり、夜の子どもの送迎が減ったからでしょうね。時間がまとめて取りやすくなりました。

そして、新潟の学校図書館でとんでもない事件が起きました。
司書が学校が購入した本を古本屋に売りさばき、生活費にあてていたとのこと。学校側は気付かずに、後任のが司書が不明本多数を不審に思い調べて発覚したらしい。
もちろんその司書のやったことは犯罪です。しかし、そうなるまでの原因がいろいろとありそうな気もします。
大金を扱うに等しいこの仕事。正規職員であるべきだ、との意見も出てもおかしくないでしょうね。


2013年5月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:3204ページ
ナイス数:35ナイス

転校生は忍びのつかい転校生は忍びのつかい感想
4年生の浩太のクラスに転校生がやってきた。背が小さくて「猿」とからかわれている転校生は、実は忍者だった。 任務のため、夏休み直前に里を離れてやってきた。 近所に住んでいた浩太と転校生は登校班がいっしょなことがきっかけで、夏休みのほとんどをいっしょに過ごすようになる。いっしょに忍者の修行をしたり、忍者の任務を手伝うことに。ラストはちょっぴり切ないけど、なんだか現代でもホントに忍者がいるかもしれない気持ちになれた。
読了日:5月30日 著者:加部 鈴子
宇宙からきたかんづめ宇宙からきたかんづめ感想
スーパーで手に取った缶詰から宇宙人の声が聞こえた。これは宇宙人から聞いた5つのお話集。
読了日:5月27日 著者:佐藤 さとる
魔法がくれた時間 (ハートウォームブックス)魔法がくれた時間 (ハートウォームブックス)感想
死んでしまいそうな大好きなおじいちゃんに、ファニーがふしぎな薬を飲ませたら、おじいちゃんは元気になった。それどころか飲みすぎちゃったおじいちゃんは、どんどん若返ってしまって止まらない。 若返ったおじいいちゃんとのちょっとした冒険や、遺産を気にしてばかりいる親戚との関係など、ラストはどうなるのか気になって一気に読めました。
読了日:5月26日 著者:トビー・フォワード
嵐にいななく (児童単行本)嵐にいななく (児童単行本)感想
水害にあい、引っ越してきたジャックとその隣人のマイケル。文字の読み書きが得意でないジャックは、処分寸前の馬バンと出会う。バンをペットではなく仕事をできる馬にしなければ処分されてしまう。気が難しいと思われていたバンだが、マイケルの助けを借りて、ジャックはバンと訓練をしていく。 上手くいくかと思われたが、嵐の夜にバンは再び暴れてしまう。しかしその翌日バンは村の役に立つことができた。 ラスト、マイケルとジャックの意外な関係に驚いた。しかけもある物語。
読了日:5月25日 著者:L.S. マシューズ
ハコくん (ともだちがいるよ!)ハコくん (ともだちがいるよ!)感想
小学校低学年より。ハコくんがかわいいv 役に立とうとするハコくん。ネコくんと駅長さんとのからみも○。
読了日:5月22日 著者:北川チハル
ゾウの森とポテトチップス (そうえん社写真のえほん)ゾウの森とポテトチップス (そうえん社写真のえほん)
読了日:5月22日 著者:横塚 眞己人
オムレツ屋へようこそ!オムレツ屋へようこそ!感想
働いている母に合わせて転校したり、2,3日あずけられたりしている小6の主人公。 今度は海外へ行くことになり、一度も行ったことのない母の実家であるオムレツ屋で生活することに。 そこの家では双子の兄弟がいて、一方は病気がち。一方は手がかからない。でもお互いに思うところはあって……。 みんないろいろ事情がある。母への反発心が爆発してしまうが、変えられない状況の中で、自分がどうするのかを決めることが大事なんだと気付いていく。 高学年課題図書。いいんではないですか? 
読了日:5月21日 著者:西村 友里
ムジカの森の音楽隊ムジカの森の音楽隊感想
音の出せない虫たちだって音楽は好き。ムジカの森にやってきた医者のコツブ先生のアドバイスで、アゲハやテントウムシたちも音楽会にでることに。 「音楽家として生まれたものだけしか音楽を奏でちゃいけないの?」というアゲハの言葉に共感するものがある。 低学年より。
読了日:5月17日 著者:さくらい ともか
教室 消えない虹 (ハートウォームブックス)教室 消えない虹 (ハートウォームブックス)感想
小学生が抱えている様々な事情や悩み。それにスポットをあてて、担任も合わせた8人の物語。 両親の離婚やシングルマザーからくる貧困、女児誘拐事件に妹の誕生など、ホントに様々。重い内容でもあるのに、子どもには毎日学校に行き教室で仲間と過ごすサイクルが待っている。だからこそ耐えられることもある。 決して楽しい内容ではないが、こういう物語が心に寄り添うこともあると思う。
読了日:5月15日 著者:真田コジマ
たたみの部屋の写真展たたみの部屋の写真展感想
「竜の座卓」と同じ作者と知って納得。老人を子どもが見つめる描写にとても優しさだけではないホントっぽさがあると思う。 ちょっとラストが急展開になったけど、いい終わり方になって心が温かくなった。
読了日:5月13日 著者:朝比奈 蓉子
わからん薬学事始1わからん薬学事始1感想
'13年読書感想文、中学の課題図書。 こういう続きものの1巻が選定されるのって珍しいような気がします。 秘薬を伝え作り続けている8代目で初めての男子継承者である主人公が、言い伝えを守って東京に出て更なる秘薬を作ることに。 東京の特殊な高校になじむのも大変。自分の特殊な能力にも気付き、2巻へと続いていく。 ちょっと楽しみになってきた。
読了日:5月13日 著者:まはら 三桃
とっておきの標語 (とっておきのどうわ)とっておきの標語 (とっておきのどうわ)感想
とっておきシリーズ。今回は標語の作るコツというよりも、作る過程を物語にした形になっている。純粋に物語としておもしろい。
読了日:5月12日 著者:村上 しいこ
ぼくたちのサマーぼくたちのサマー感想
かつて飼い犬を自由にさせて(放して)そのままにしてしまった主人公。 親友の家で盲導犬のリタイヤ犬を飼っていることを知り、かつての飼犬サマーのことを思い出す。親友との上手くいかなくなった関係や、特別養護老人ホームを慰問する犬たちとの出会い。そして慰問犬を世話している人の過去にも触れることになり、主人公共々いろいろな問題に対して考えさせられた。 「じっちゃ先生とふたつの花」と登場人物がリンクしているそうです。
読了日:5月12日 著者:本田 有明
ジャングル村は ちぎれた てがみで 大さわぎ! (ことばって、たのしいな!)ジャングル村は ちぎれた てがみで 大さわぎ! (ことばって、たのしいな!)感想
低学年向けの物語。ちょっと読みにくさを感じてしまった。話し言葉がそのまま平仮名で文章になる(助詞の省略が多い)と、意味を理解するのにちょっと苦労した箇所が何点かありました。 子どもが読んだらどうなんだろう?大人が読んだ印象なのかもしれません。
読了日:5月11日 著者:赤羽 じゅんこ
ボニンアイランドの夏―ふたつの国の間でゆれた小笠原ボニンアイランドの夏―ふたつの国の間でゆれた小笠原感想
世界遺産に登録された小笠原諸島。その歴史のことはほとんど知らなかった。限りなく実話に近いフィクション。 沖縄同様に、アメリカの占領下におかれていた時代のことや、そのときの住人の苦労など。 自然環境にばかり目がいきがちですが、こうした時代も知ることは大事。
読了日:5月11日 著者:佐藤 真澄
自分を動かす言葉 (ベスト新書)自分を動かす言葉 (ベスト新書)感想
自分は下手だから、ただひたすらどうしたら上手くなれるかを考えて実践した。という中澤さん。 プロがプロであり続けるために何が必要か。言葉によって支えられたことは多い、と言う。「できるかできないかじゃない。やるかやらないかだ。」という言葉が印象的でした。
読了日:5月8日 著者:中澤 佑ニ
ときどき杉山さんがときどき杉山さんが感想
小3の主人公のところに、ある日「杉山さん」がやってきた。杉山さんは手のひらにのるくらい小さくて、困っている子どもを助けてくれる人らしい。 小3のりょうクンが友だちのこと、鉄棒のことなど相談にのってもらい助けてもらう。 でもいつも一緒に遊ぶヤンちゃんは、お母さんもいなくて学校にも行ってなくて、自分よりもすっと困っている。りょうクンは杉山さんにヤンちゃんを助けてあげてとお願いする。 そっけない態度のようだけど、杉山さんがいてくれたらきっと心強いだろうな。ラチとライオンを思い出しました。 中学年から。
読了日:5月7日 著者:おおむろ ときこ
ぼくのプールサイド (ティーンズ文学館)ぼくのプールサイド (ティーンズ文学館)感想
知らない間に誰かを傷つけていたら……。そのことを後になって気付いてしまったら。 やってしまったことは取り返しがきかないけど、そのことにどう向き合うのか。 自分ではない人がもしもその状態になったとき、その人がどんなに苦しかったかを思いやれるか、どう寄り添ってあげることができるか。そんなことを考えさせられる物語。小5の少年が4歳の時に海に落ちたことが原因で、父の足は少し不自由になってしまった。そのことをずっと忘れていた少年。そのことをずっと口に出さないまでも責める気持ちだった姉。少年の成長物語ともいえる。
読了日:5月6日 著者:今井 恭子
夜の小学校で夜の小学校で感想
挿絵がいい。小学校の夜警の仕事をすることになった主人公が、時々出会ったふしぎな出来事。短編だからさらっと読める。挿絵のおかげでイメージもしやすい。これならちょっと読める中学年でもいけそう。図書室の本当の姿にはちょっと感動。本の数だけ扉があって、タイトルの書かれたプレートが扉にかかっている。もちろんその中には登場人物がいる。 主人公はいろいろな仕事をしてきていたのだけど、それは絵本や物語を書く力になるんですね、と言ってくれたアライグマ。 そして「夜の小学校で」はこの先、書くことになる物語のタイトルだった。
読了日:5月4日 著者:岡田 淳
雨あがりのメデジン (鈴木出版の海外児童文学 この地球を生きる子どもたち)雨あがりのメデジン (鈴木出版の海外児童文学 この地球を生きる子どもたち)感想
コロンビアの都市メデジン。ふたりの少年の生活環境は厳しい。どろぼうして金を得ようとした少年は、図書館の本を持ち出して売って、父から言われた酒を買う。金は自分でなんとかしろと言う父。酒を買って帰らねば、家には入れてもらえないから盗むしかない、と少年は考えたのだ。 図書館では手続きせずに持ち出そうとするとブザーがなるはずだと同級生から警告される。なぜ持ち出せたのか?司書のマールさんがふたりを信じて見守っていた。そして本を手渡す。その本がきっかけで、ふたりは違う人生を歩むかもしれないと予感させるラストだった。
読了日:5月2日 著者:アルフレッド ゴメス=セルダ
はるかなるアフガニスタン (講談社文学の扉)はるかなるアフガニスタン (講談社文学の扉)感想
落第を免れるために始めた見知らぬ異国の友との文通。それは思いのほか、自分の住んでいる場所を見つめなおすことにもなった。 アメリカとアフガニスタンの関係についても考えさせられる。 
読了日:5月2日 著者:アンドリュー・クレメンツ

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