学校図書館司書のつぶやきと活動記録
since '06.04.24
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暑い暑い、夏休み。 思ったより時間がとれて、今月はたくさん読めました。
あとは、この本たちをしっかり記憶して、必要なときにパッと引き出せるように心がけねば。
各校の蔵書点検もひと段落。 紛失扱いになってしまった本が結構あるので、次は捜索をしないといけませんね。
2013年7月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:3116ページ
ナイス数:34ナイス
人魚のうたがきこえる (こどもプレス)の感想
人魚姫をイメージして読むと海獣としての人魚とのギャップにギョッとするかも。 書店では児童コーナーにおいてあったけど、ちょっと違和感あり。 水の描写がすばらしい。透き通った海ってこんな感じですよね。画本としてオススメ。
読了日:7月31日 著者:五十嵐大介
おれたち戦国ロボサッカー部! (ノベルズ・エクスプレス)の感想
愛知県の尾張と三河、信長と家康。地域性がうまく出てておもしろかった。 三河を岡崎を舞台とした中学生の物語。 尾張から引っ越してきたノブナガが、イエヤス率いるロボサッカー部に入部することに。戦国武将を連想させる性格が、部員それぞれのキャラを魅力的にさせている。 自分と違うタイプの人間を肯定したときに、自分も成長できるのかな。 ロボットコンテストの内情が少し見えたようで、そちらからの切り口もおもしろかった。
読了日:7月29日 著者:奈雅月 ありす
東日本大震災・犬たちが避難した学校 捨て犬・未来 命のメッセージ (ノンフィクション・生きるチカラ)の感想
自然災害によって被災した人間。人間によって被災している動物たち。 息をしているだけが生きてるってことではない。 命をボロボロにしてしまうのも人間、ピカピカにできるのも人間。障害を持った犬・未来はまさにそれを実証してみせている。 どちらの人間になりたいか? 当時の被災地の様子と愛護センターでの殺処分が重なる。生き残ったことを受け止めるべく考える中学生の姿に、自分もまた命について考えさせられた。
読了日:7月28日 著者:今西 乃子
地獄坂へまっしぐら! (文研ブックランド)の感想
ルイス・サッカーの小学校中学年用(?)のシリーズ。 少年マーヴィンの日常を切り取って物語にしている。 特に目立つでもなく、特技があるわけでもなく、どこにでもいそうな少年ってとこがいいのかも。 シリーズだけど、どの巻を読んでも読みきりで楽しめます。
読了日:7月27日 著者:ルイス サッカー
青い鳥文庫ができるまでの感想
本のできるまでを物語として解説したもの。本好きにはたまらないかもv 本に関係した職業の紹介本としても使えそう。
読了日:7月26日 著者:岩貞 るみこ
小さな命と あっちとこっち (古道具ほんなら堂2)の感想
今回は「いのち」をテーマにしたお話。 病気だったり、消えたいと思っていたり。 ふわっとしたあたたかな気持ちになれる。
読了日:7月22日 著者:楠 章子
アサギをよぶ声の感想
男も女も12歳になると、それぞれ男屋と女屋に入ることになる。男は戦士を目指し、女は結婚の準備をするのだ。 アサギは女の子だけど戦士になりたくて、村の掟をやぶって戦士になるべく努力を重ねる。 ハッピーエンドとは言い難いが、アサギの自分を見つめる素直な気持ちに心打たれる。 この先のアサギの成長も見たい。続編が出るといいなぁ。
読了日:7月20日 著者:森川 成美
チェルノブイリと地球の感想
事故後のチェルノブイリ周辺の写真と生活の様子が収められている。 どうすればいいのか答えがあるわけではないけど、これが現実なのだと認識しなくては。
読了日:7月18日 著者:広河 隆一
見えない雲 (タッチブックス)の感想
チェルノブイリの事故直後に出版されていた本書。現在は文庫も出ています。 映画化もされてDVDを観ましたが、小説のほうがやはり深みがありました。 「知らなかったとはもう言えない」という実感を伴う小説が、こんなにも前に出版されていたなんて。解説には日本の原発事情にも触れられていて、いままで関心がなさすぎだったことをまた実感。 ラストが気になって、一気に読めます。
読了日:7月18日 著者:グードルン・パウゼヴァング
体育館の日曜日 (わくわくライブラリー)の感想
運動の苦手な雑巾くんがやってみたいことは釣りだった。勝負にこだわるバドミントンの羽根ちゃんは、なんとか雑巾くんに一番大きい魚を釣ってもらおうと奮闘する。 雑巾くんの「一番になるのって気持ちがいいかも」と羽根ちゃんの「勝ち負け関係なく楽しかった」というセリフがうまくまとまってよかったなぁと感じた。
読了日:7月15日 著者:村上 しいこ,田中 六大
星雲ミカの小さな冒険 「鳥へっぽこ新聞」誕生篇の感想
5年生の学級新聞係たちの物語。 それぞれの個性がうまく混ざり合って、取材をしたり記事を書いたり。 プロローグが多分大人が、この子達と出会ったところからはじまるけど、あとは全部それぞれの子たちの視点で描かれている。文体も少し古いので、慣れるまでがちょっと読みづらいけど、子どもの姿は今も昔も変わらないよね、と感じた。 編集長の女の子が「私アンドロメダ大星雲から来た」と言っている設定がもっと活かされれば深みがでたかも。
読了日:7月14日 著者:斎藤慎一郎
おならゴリラの感想
おならで音楽を演奏するゴリラが、閉鎖寸前の動物園を救う。音楽家に誘われてコンサート活動をすることに。 でもそのために食べものや行動を制限されて、悲しくなるゴリラくん。コンサート本番のハプニングもおならオチで笑える。 後半は、アフリカのおなら研究所に行くお話。ちょっとした恋も。
読了日:7月12日 著者:もりや しげやす
いずみは元気のかたまりです (ともだちって★いいな)
読了日:7月10日 著者:こばやし かずこ
小さなりゅう
読了日:7月10日 著者:長井 るり子
がんばれゆうくん一年生 (おはなしのくに)の感想
体の小さいゆうくんは、小学生になったのに「どこの幼稚園?」と聞かれたりしてなかなか小学生に見てもらえません。 そんなとき、公園で体の大きい幼稚園の子がケガをして、ゆうくんが大活躍。やっぱりおにいちゃんだね。
読了日:7月10日 著者:西本鶏介
93番目のキミの感想
自動車販売店でロボットを売っている、という設定はおもしろい。 ロボットが身近になる日も近いのかも。 主人公のナリタが買ったロボットのシロ。 表紙にチラっと描かれています。 いろいろとツッコミたくなる設定もありましたが(ちょっとご都合主義的な?)、自分のことが最優先だったちゃらいナリタが、人と向き合えるようになるところは好感。 シロの決断にとナリタとの別れには涙が出ました。 ナリタ、おばぁちゃんに小遣いもらってばかりじゃなくて、これから孝行できるといいね。
読了日:7月5日 著者:山田 悠介
ひとりって、こわい!の感想
何となく先は読めるんだけど、怖い! ドキドキしながら読みました。
読了日:7月3日 著者:石川 宏千花,香谷 美季,藤野 恵美,ひろの みずえ
犬はいつも足元にいての感想
男子中学1年生の日常を描いた物語。 いまどき男子というか、外に向かって発散するというタイプではなく、心の内のモヤモヤを描くでもなく、結構自己分析してたりして、でも鬱屈した面もチラチラ見え隠れしていて。 はっきりとした結末があるわけでもなく。 みんな結構モヤモヤしてるもんなんだよ、という感じのお話でした。
読了日:7月2日 著者:大森兄弟
なでしこジャパン (SPORTS LEGEND)の感想
サッカー女子ワールドカップまでの女子サッカーの歴史や、感動の優勝までのエピソード、主力選手の素顔など。 なでしこジャパンの概略がつかめるし、感動も再び味わえる。 小学校中学年から。
読了日:7月1日 著者:スポーツ伝説研究会
読書メーター
あとは、この本たちをしっかり記憶して、必要なときにパッと引き出せるように心がけねば。
各校の蔵書点検もひと段落。 紛失扱いになってしまった本が結構あるので、次は捜索をしないといけませんね。
2013年7月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:3116ページ
ナイス数:34ナイス
人魚のうたがきこえる (こどもプレス)の感想
人魚姫をイメージして読むと海獣としての人魚とのギャップにギョッとするかも。 書店では児童コーナーにおいてあったけど、ちょっと違和感あり。 水の描写がすばらしい。透き通った海ってこんな感じですよね。画本としてオススメ。
読了日:7月31日 著者:五十嵐大介
おれたち戦国ロボサッカー部! (ノベルズ・エクスプレス)の感想
愛知県の尾張と三河、信長と家康。地域性がうまく出てておもしろかった。 三河を岡崎を舞台とした中学生の物語。 尾張から引っ越してきたノブナガが、イエヤス率いるロボサッカー部に入部することに。戦国武将を連想させる性格が、部員それぞれのキャラを魅力的にさせている。 自分と違うタイプの人間を肯定したときに、自分も成長できるのかな。 ロボットコンテストの内情が少し見えたようで、そちらからの切り口もおもしろかった。
読了日:7月29日 著者:奈雅月 ありす
東日本大震災・犬たちが避難した学校 捨て犬・未来 命のメッセージ (ノンフィクション・生きるチカラ)の感想
自然災害によって被災した人間。人間によって被災している動物たち。 息をしているだけが生きてるってことではない。 命をボロボロにしてしまうのも人間、ピカピカにできるのも人間。障害を持った犬・未来はまさにそれを実証してみせている。 どちらの人間になりたいか? 当時の被災地の様子と愛護センターでの殺処分が重なる。生き残ったことを受け止めるべく考える中学生の姿に、自分もまた命について考えさせられた。
読了日:7月28日 著者:今西 乃子
地獄坂へまっしぐら! (文研ブックランド)の感想
ルイス・サッカーの小学校中学年用(?)のシリーズ。 少年マーヴィンの日常を切り取って物語にしている。 特に目立つでもなく、特技があるわけでもなく、どこにでもいそうな少年ってとこがいいのかも。 シリーズだけど、どの巻を読んでも読みきりで楽しめます。
読了日:7月27日 著者:ルイス サッカー
青い鳥文庫ができるまでの感想
本のできるまでを物語として解説したもの。本好きにはたまらないかもv 本に関係した職業の紹介本としても使えそう。
読了日:7月26日 著者:岩貞 るみこ
小さな命と あっちとこっち (古道具ほんなら堂2)の感想
今回は「いのち」をテーマにしたお話。 病気だったり、消えたいと思っていたり。 ふわっとしたあたたかな気持ちになれる。
読了日:7月22日 著者:楠 章子
アサギをよぶ声の感想
男も女も12歳になると、それぞれ男屋と女屋に入ることになる。男は戦士を目指し、女は結婚の準備をするのだ。 アサギは女の子だけど戦士になりたくて、村の掟をやぶって戦士になるべく努力を重ねる。 ハッピーエンドとは言い難いが、アサギの自分を見つめる素直な気持ちに心打たれる。 この先のアサギの成長も見たい。続編が出るといいなぁ。
読了日:7月20日 著者:森川 成美
チェルノブイリと地球の感想
事故後のチェルノブイリ周辺の写真と生活の様子が収められている。 どうすればいいのか答えがあるわけではないけど、これが現実なのだと認識しなくては。
読了日:7月18日 著者:広河 隆一
見えない雲 (タッチブックス)の感想
チェルノブイリの事故直後に出版されていた本書。現在は文庫も出ています。 映画化もされてDVDを観ましたが、小説のほうがやはり深みがありました。 「知らなかったとはもう言えない」という実感を伴う小説が、こんなにも前に出版されていたなんて。解説には日本の原発事情にも触れられていて、いままで関心がなさすぎだったことをまた実感。 ラストが気になって、一気に読めます。
読了日:7月18日 著者:グードルン・パウゼヴァング
体育館の日曜日 (わくわくライブラリー)の感想
運動の苦手な雑巾くんがやってみたいことは釣りだった。勝負にこだわるバドミントンの羽根ちゃんは、なんとか雑巾くんに一番大きい魚を釣ってもらおうと奮闘する。 雑巾くんの「一番になるのって気持ちがいいかも」と羽根ちゃんの「勝ち負け関係なく楽しかった」というセリフがうまくまとまってよかったなぁと感じた。
読了日:7月15日 著者:村上 しいこ,田中 六大
星雲ミカの小さな冒険 「鳥へっぽこ新聞」誕生篇の感想
5年生の学級新聞係たちの物語。 それぞれの個性がうまく混ざり合って、取材をしたり記事を書いたり。 プロローグが多分大人が、この子達と出会ったところからはじまるけど、あとは全部それぞれの子たちの視点で描かれている。文体も少し古いので、慣れるまでがちょっと読みづらいけど、子どもの姿は今も昔も変わらないよね、と感じた。 編集長の女の子が「私アンドロメダ大星雲から来た」と言っている設定がもっと活かされれば深みがでたかも。
読了日:7月14日 著者:斎藤慎一郎
おならゴリラの感想
おならで音楽を演奏するゴリラが、閉鎖寸前の動物園を救う。音楽家に誘われてコンサート活動をすることに。 でもそのために食べものや行動を制限されて、悲しくなるゴリラくん。コンサート本番のハプニングもおならオチで笑える。 後半は、アフリカのおなら研究所に行くお話。ちょっとした恋も。
読了日:7月12日 著者:もりや しげやす
いずみは元気のかたまりです (ともだちって★いいな)
読了日:7月10日 著者:こばやし かずこ
小さなりゅう
読了日:7月10日 著者:長井 るり子
がんばれゆうくん一年生 (おはなしのくに)の感想
体の小さいゆうくんは、小学生になったのに「どこの幼稚園?」と聞かれたりしてなかなか小学生に見てもらえません。 そんなとき、公園で体の大きい幼稚園の子がケガをして、ゆうくんが大活躍。やっぱりおにいちゃんだね。
読了日:7月10日 著者:西本鶏介
93番目のキミの感想
自動車販売店でロボットを売っている、という設定はおもしろい。 ロボットが身近になる日も近いのかも。 主人公のナリタが買ったロボットのシロ。 表紙にチラっと描かれています。 いろいろとツッコミたくなる設定もありましたが(ちょっとご都合主義的な?)、自分のことが最優先だったちゃらいナリタが、人と向き合えるようになるところは好感。 シロの決断にとナリタとの別れには涙が出ました。 ナリタ、おばぁちゃんに小遣いもらってばかりじゃなくて、これから孝行できるといいね。
読了日:7月5日 著者:山田 悠介
ひとりって、こわい!の感想
何となく先は読めるんだけど、怖い! ドキドキしながら読みました。
読了日:7月3日 著者:石川 宏千花,香谷 美季,藤野 恵美,ひろの みずえ
犬はいつも足元にいての感想
男子中学1年生の日常を描いた物語。 いまどき男子というか、外に向かって発散するというタイプではなく、心の内のモヤモヤを描くでもなく、結構自己分析してたりして、でも鬱屈した面もチラチラ見え隠れしていて。 はっきりとした結末があるわけでもなく。 みんな結構モヤモヤしてるもんなんだよ、という感じのお話でした。
読了日:7月2日 著者:大森兄弟
なでしこジャパン (SPORTS LEGEND)の感想
サッカー女子ワールドカップまでの女子サッカーの歴史や、感動の優勝までのエピソード、主力選手の素顔など。 なでしこジャパンの概略がつかめるし、感動も再び味わえる。 小学校中学年から。
読了日:7月1日 著者:スポーツ伝説研究会
読書メーター
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プロフィール
HN:
鈴川
性別:
非公開
職業:
学校図書館司書
自己紹介:
現在、中学校1校と小学校2校を担当。
専任・専門・正規の学校図書館を目指そう!
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