学校図書館司書のつぶやきと活動記録
since '06.04.24
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途中、失速しました。 13冊でしたね。 でもたくさん読めたかな。
6月は今西さんの「いのちの授業」に参加する機会に恵まれ、とても考えさせられました。 質問にも丁寧に答えていただけて、とても嬉しかったです。
読書感想文の課題図書も読破できました。やれやれ。あれ?読了の登録してない本があるかも。
毎年、これがおすすめ!という見極めが難しいのですが(まぁ、個人の好みもありますしね)、『フェリックスとゼルダ』や『有松の庄九郎』が思っていたよりも読みやすくて、感想文が書けそうな気がしました。
この時期いつも思うのですが、自分でも読書感想文を書いてみようかなって。 そしたら、今年はAKB48関係のメンバーが課題図書と題して、集英社のナツイチ文庫で感想文を書くらしいですよ。 うーん。中学生ならこれをネタにして釣れそうな気がしますね。
2013年6月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:1988ページ
ナイス数:31ナイス
テルマエ・ロマエVI (ビームコミックス)の感想
とうとう完結。こうやってまとめたかぁ! 最後までお風呂ラブに満ちた作品でした。面白かったです。
読了日:6月29日 著者:ヤマザキマリ
心のおくりびと 東日本大震災 復元納棺師 ~思い出が動きだす日~ (ノンフィクション 知られざる世界)の感想
損傷の激しい遺体を、できる限りもとの状態に戻すのが復元納棺師。その技術たるやすごい。技術もすごいが、もっとすごいのは遺族に対してや遺体に対しての心づかい。 火葬する前にきれいなお顔にしてあげることで、遺族はちゃんと送ることができる。泣くことができる。生前を振り返ることができる。 やれる人がやれることを。一番大事なのは、忘れないこと。
読了日:6月25日 著者:今西 乃子
家出の日の感想
親のけんかに耐えられなくて、兄のいるリバプールに家出をする少年ジェイソン。その途中、列車の中で家出屋と名乗るジャムに出会う。 結局はジャムは家出したわけではなく、家出ごっこをしていただけだった。誰でも家出したくなることってあるんだよね。家出じゃなくても逃げ出したくなることってあるよね。というメッセージがこめられている感じ。
読了日:6月24日 著者:キース グレイ
チャーシューの月 (Green Books)の感想
養護施設の子どもたちを、小6から中1になったばかりの女の子の視点で物語られている。 彼らには何の落ち度も責任もないのに、施設で暮らすことになっている。彼らは一時帰宅できることを自慢しあっていたりするが、戻ってきたときには少なからず傷も抱えてきている。 こういう現実があるんだと突きつけられる。 施設の子たちは希望を持ちにくい、とあった。未来を描けないのだ。 だからこそその瞬間を一生懸命に選択して進むしかない。ラスト、小1の明希は大きな選択をする。それが希望につながっていることが救い。
読了日:6月23日 著者:村中 李衣,佐藤 真紀子
卒業するわたしたちの感想
13の短編集。学校の「卒業」だけではなくて、別れともいえる誰かからの「卒業」だったりするいろんな形の「卒業」でした。 冒頭の短歌を小説に展開するとこうなるんですね。ただちょっと物足りない感じもしました。書き下ろしではなく雑誌の連載を集めたものなので、そのへんはしょうがないのかな。
読了日:6月21日 著者:加藤 千恵
たいせつなことは船が教えてくれるの感想
何ヶ月も船の上で仕事している人たちとの数日をレポートして、船内の様子やその仕事を目指す人を伝えている。 仕事はくらしの一部で、どうせなら楽しく過ごしたい。「楽しむ」は、楽をしたりさぼったり大変なことを避けたりすることではない。「楽しむ」は「真剣」なのだと。 船内ではコミュニケーションが大切だし、エコな生活をしなくてはいけない。それはそのまま陸上の生活にも当てはまる。 写真もスナップだけど興味深いものが多かったし、さらっと読めて押し付けがましくはない。
読了日:6月20日 著者:藤沢 優月
4月のおはなし ドキドキ新学期 (おはなし12か月)の感想
12ヵ月分のおはなしがシリーズで出るらしい。そのうちの一冊。 天才な妹が入学してくることが心配な小3の兄。 自信を持ちなさいってよく言われるけど、どうしたら手に入れられるだろう。天才ならではの妹の言動に、丁寧に答えたり心配している兄。 ちょっと優しすぎる気もするが、こういう男の子って案外いそうだなぁ。
読了日:6月16日 著者:はやみね かおる,田中 六大
まぼろしの薬売りの感想
薬売りの時雨と供をする子どもの小雨。明治時代の初期の舞台設定で、ゆっくりとした時間を感じながらも、旅先で出会う人々との関わりに心が温かくなる。 ふたりともつらい過去を抱えているが、ぜひ続巻を出してもらって、二人のこの先や時雨の師匠のことも話してほしい。
読了日:6月15日 著者:楠 章子
わからん薬学事始2の感想
嵐先輩の入学金のために出向いた牧場での出来事や、ブランカと真赤の幼いころのいきさつなど、2年生になった草多とXクラスの同級生との「気休め丸」をめぐる対決も絡んで、3巻が待ち遠しい。
読了日:6月14日 著者:まはら 三桃
永遠に捨てない服が着たい―太陽の写真家と子どもたちのエコ革命の感想
読書感想文高学年の課題図書。実践してることはいいのだけど、文体が少しわかりにくい印象を受けました。京都議定書も少し古いかも。なぜもっとタイムリーに出版しなかったのかしら。 地球の未来は子どもの未来。それを真剣に考えている大人がいるということが、子どもにとっての目標になればいいなと思います。大人が読むと、ちょっと反省したくなるかも。。。
読了日:6月11日 著者:今関 信子
犬と人をつなぐ ドッグトレーナー宮忠臣 (ヒューマンノンフィクション)
読了日:6月11日 著者:井上こみち
かあちゃん取扱説明書 (単行本図書)の感想
口うるさいかあちゃんをロボットみたいに操れたら……。かあちゃんの取扱説明書を作り出す4年生の主人公。 トリセツ作成のため、かあちゃんをいろいろ観察しているうちに気が付かなかったことや、思い出す出来事なんかもいろいろあった。 結局はかあちゃんのほうが一枚上手だったんだけど、読後感は良く楽しく読めた。
読了日:6月8日 著者:いとう みく
カンナ道のむこうへ (Green Books)の感想
夢を見つけられなくていいんだろうか?ほんとうに見つかるの?見逃しちゃったりしない? 大丈夫、いいんだよ。という物語。 いろんなことに興味を持って、チャレンジしていけば、必ず引っかかってくる、というお母さんの言葉に安心する子も多いと思う。
読了日:6月3日 著者:くぼ ひでき
読書メーター
6月は今西さんの「いのちの授業」に参加する機会に恵まれ、とても考えさせられました。 質問にも丁寧に答えていただけて、とても嬉しかったです。
読書感想文の課題図書も読破できました。やれやれ。あれ?読了の登録してない本があるかも。
毎年、これがおすすめ!という見極めが難しいのですが(まぁ、個人の好みもありますしね)、『フェリックスとゼルダ』や『有松の庄九郎』が思っていたよりも読みやすくて、感想文が書けそうな気がしました。
この時期いつも思うのですが、自分でも読書感想文を書いてみようかなって。 そしたら、今年はAKB48関係のメンバーが課題図書と題して、集英社のナツイチ文庫で感想文を書くらしいですよ。 うーん。中学生ならこれをネタにして釣れそうな気がしますね。
2013年6月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:1988ページ
ナイス数:31ナイス
テルマエ・ロマエVI (ビームコミックス)の感想
とうとう完結。こうやってまとめたかぁ! 最後までお風呂ラブに満ちた作品でした。面白かったです。
読了日:6月29日 著者:ヤマザキマリ
心のおくりびと 東日本大震災 復元納棺師 ~思い出が動きだす日~ (ノンフィクション 知られざる世界)の感想
損傷の激しい遺体を、できる限りもとの状態に戻すのが復元納棺師。その技術たるやすごい。技術もすごいが、もっとすごいのは遺族に対してや遺体に対しての心づかい。 火葬する前にきれいなお顔にしてあげることで、遺族はちゃんと送ることができる。泣くことができる。生前を振り返ることができる。 やれる人がやれることを。一番大事なのは、忘れないこと。
読了日:6月25日 著者:今西 乃子
家出の日の感想
親のけんかに耐えられなくて、兄のいるリバプールに家出をする少年ジェイソン。その途中、列車の中で家出屋と名乗るジャムに出会う。 結局はジャムは家出したわけではなく、家出ごっこをしていただけだった。誰でも家出したくなることってあるんだよね。家出じゃなくても逃げ出したくなることってあるよね。というメッセージがこめられている感じ。
読了日:6月24日 著者:キース グレイ
チャーシューの月 (Green Books)の感想
養護施設の子どもたちを、小6から中1になったばかりの女の子の視点で物語られている。 彼らには何の落ち度も責任もないのに、施設で暮らすことになっている。彼らは一時帰宅できることを自慢しあっていたりするが、戻ってきたときには少なからず傷も抱えてきている。 こういう現実があるんだと突きつけられる。 施設の子たちは希望を持ちにくい、とあった。未来を描けないのだ。 だからこそその瞬間を一生懸命に選択して進むしかない。ラスト、小1の明希は大きな選択をする。それが希望につながっていることが救い。
読了日:6月23日 著者:村中 李衣,佐藤 真紀子
卒業するわたしたちの感想
13の短編集。学校の「卒業」だけではなくて、別れともいえる誰かからの「卒業」だったりするいろんな形の「卒業」でした。 冒頭の短歌を小説に展開するとこうなるんですね。ただちょっと物足りない感じもしました。書き下ろしではなく雑誌の連載を集めたものなので、そのへんはしょうがないのかな。
読了日:6月21日 著者:加藤 千恵
たいせつなことは船が教えてくれるの感想
何ヶ月も船の上で仕事している人たちとの数日をレポートして、船内の様子やその仕事を目指す人を伝えている。 仕事はくらしの一部で、どうせなら楽しく過ごしたい。「楽しむ」は、楽をしたりさぼったり大変なことを避けたりすることではない。「楽しむ」は「真剣」なのだと。 船内ではコミュニケーションが大切だし、エコな生活をしなくてはいけない。それはそのまま陸上の生活にも当てはまる。 写真もスナップだけど興味深いものが多かったし、さらっと読めて押し付けがましくはない。
読了日:6月20日 著者:藤沢 優月
4月のおはなし ドキドキ新学期 (おはなし12か月)の感想
12ヵ月分のおはなしがシリーズで出るらしい。そのうちの一冊。 天才な妹が入学してくることが心配な小3の兄。 自信を持ちなさいってよく言われるけど、どうしたら手に入れられるだろう。天才ならではの妹の言動に、丁寧に答えたり心配している兄。 ちょっと優しすぎる気もするが、こういう男の子って案外いそうだなぁ。
読了日:6月16日 著者:はやみね かおる,田中 六大
まぼろしの薬売りの感想
薬売りの時雨と供をする子どもの小雨。明治時代の初期の舞台設定で、ゆっくりとした時間を感じながらも、旅先で出会う人々との関わりに心が温かくなる。 ふたりともつらい過去を抱えているが、ぜひ続巻を出してもらって、二人のこの先や時雨の師匠のことも話してほしい。
読了日:6月15日 著者:楠 章子
わからん薬学事始2の感想
嵐先輩の入学金のために出向いた牧場での出来事や、ブランカと真赤の幼いころのいきさつなど、2年生になった草多とXクラスの同級生との「気休め丸」をめぐる対決も絡んで、3巻が待ち遠しい。
読了日:6月14日 著者:まはら 三桃
永遠に捨てない服が着たい―太陽の写真家と子どもたちのエコ革命の感想
読書感想文高学年の課題図書。実践してることはいいのだけど、文体が少しわかりにくい印象を受けました。京都議定書も少し古いかも。なぜもっとタイムリーに出版しなかったのかしら。 地球の未来は子どもの未来。それを真剣に考えている大人がいるということが、子どもにとっての目標になればいいなと思います。大人が読むと、ちょっと反省したくなるかも。。。
読了日:6月11日 著者:今関 信子
犬と人をつなぐ ドッグトレーナー宮忠臣 (ヒューマンノンフィクション)
読了日:6月11日 著者:井上こみち
かあちゃん取扱説明書 (単行本図書)の感想
口うるさいかあちゃんをロボットみたいに操れたら……。かあちゃんの取扱説明書を作り出す4年生の主人公。 トリセツ作成のため、かあちゃんをいろいろ観察しているうちに気が付かなかったことや、思い出す出来事なんかもいろいろあった。 結局はかあちゃんのほうが一枚上手だったんだけど、読後感は良く楽しく読めた。
読了日:6月8日 著者:いとう みく
カンナ道のむこうへ (Green Books)の感想
夢を見つけられなくていいんだろうか?ほんとうに見つかるの?見逃しちゃったりしない? 大丈夫、いいんだよ。という物語。 いろんなことに興味を持って、チャレンジしていけば、必ず引っかかってくる、というお母さんの言葉に安心する子も多いと思う。
読了日:6月3日 著者:くぼ ひでき
読書メーター
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プロフィール
HN:
鈴川
性別:
非公開
職業:
学校図書館司書
自己紹介:
現在、中学校1校と小学校2校を担当。
専任・専門・正規の学校図書館を目指そう!
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