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  学校図書館司書のつぶやきと活動記録
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 先日、市内の学校司書仲間に対する研修の講師になりました。『学校司書の1年間の活動とボランティアさんとの関わり』、そして『学校司書の意義』についても触れて、とお題をいただきました。
 どっひゃ~ \(@_@)/ でした。

 市内の学校司書の人数は増えた。その分、いろいろな考え方の司書の集まりになった。だからこそ、意志統一を図る意味でもあえて「学校図書館司書とは」ということを年に1回は確認しあうことは大事だと思います。
 ……で、わ、わたしが講師~~!!??
 いやはや。年度の切り替え時で私的にも雑用が多く……と言い訳を……。結局、昨年度の職員室向けに出した司書便りに載せた『幸せという頂上にむけて』というコラムのようなものを紹介しました。
 大変好評をいただいてひと安心しました。
 ちょっと長くなりますが、せっかくなので恥ずかしながらここに全文記載します。

 もしどこかに転載・転記される場合はご一報ください。


☆幸せという頂上にむけて

 図書館は幸せになるための場所です。
 生きる力を養い、進むべき道を模索する場所です。

 子どもは本を読まなくてはいけないのです。
 本に触れることで新たな真実にめぐり合い、物語は気持ちを代弁してくれ豊かな心をつくります。 本には言葉が詰まっていて、言葉で考え言葉で気持ちを表すためには、多くの語彙が必要なのですから。

 物語だけではなく歴史や自然の本にも、多くの語彙や「知りたい」気持ちを満足させてくれるものがたくさんあります。 絵本や写真集をながめて「ホッ」とひと息つくことも幸せのひとつでしょう。 「幸せ」という名の頂上に向かう、その登り口は決してひとつではないのです。

 子どもたちにとって一番身近な学校の中に学校図書館はあります。個人や家庭の事情に関係なく、誰でも平等に物語を通した経験をつむことができ、誰でも平等に知識を得ることができる場所です。
 そんな大事な場所への勤務も今年で3年目となりますが、T中の子どもたちの「楽しみたい」「知りたい」という気持ちに応えるべく、学校図書館司書としての活動にがんばっていきたいと思っていますので、先生方のご利用ご協力をよろしくお願いいたします。 
( 「平成20年度 T中学校 司書便り職員版」より )
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