学校図書館司書のつぶやきと活動記録
since '06.04.24
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先月は少なすぎでしたが、今月はまとまった時間がとれたせいか結構読めました。
ドリアン助川、個人的に好きです。
2014年7月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1847ページ
ナイス数:25ナイス
さらば自由と放埒の日々 スーパーキッズ2の感想
2期生がたくさん入学した年の途中、突然学校の方針が変わってしまった。校長・副校長も変わり、芸術系の生徒はこのままいくと退学になりそう。 新体制を怪しんだ1期生たちは、例の自分たちの特技を活かしてその不正を暴こうとする。 今回も良い意味で予想通りの展開。期待を裏切らない安心の冒険ともいえる物語。
読了日:7月31日 著者:佐藤まどか
あん (一般書)の感想
どら焼き屋の雇われ店長の千太郎は、前科者だが刑期を終えて以前世話になった亡きおやじさんの後を継いで店を切り盛りしていた。ある日現れた76歳のお婆さんの吉井さんが、ドラ焼きのあん作りのバイトに来ることに。常連客で家庭不和の女子高生が来なくなった頃から繁盛していた店にかげりが見え始め、吉井さんが元ハンセン病患者だったことが原因ではないかとオーナーが言う。店をやめた吉井さんが残した住所を頼りに千太郎と女子高生が吉井さんを訪ね、誰にだって生まれてきた意味があると教えられる。ちなみに新城の桜の名所が吉井さんの故郷。
読了日:7月29日 著者:ドリアン助川
赤毛のアン (21世紀版・少年少女世界文学館)
読了日:7月28日 著者:ルーシー.モード・モンゴメリー
石を抱くエイリアンの感想
地下鉄サリン事件の年に生まれて中3卒業時に東日本大震災を経験した生徒たち。その中3の1年間が描かれている。茨城に住む主人公は「私には希望がない」と家中の辞書から「希望」の文字を切り取る。日本一の鉱物博士になるというちょっと変人な男子から好意を寄せられ、度々行動を共にすることも。 原発調べをしたり、卒業してすぐ起こった震災には心が痛む。その年の出来事が丁寧に描かれていることも印象的。津波被害の土地に住んでいなくても、出かけた先で被災するということもあったと、今更ながら思い至った。彼女に希望は見つかったのか。
読了日:7月26日 著者:濱野京子
あかいくま (わくわくライブラリー)の感想
いつもあかいくまのぬいぐるみといっしょにいる女の子。自分のことをあかいくまだと思っています。だから「人間の学校にはいけないわ」と森へ自分は人間なのかクマなのかを見てもらおうと動物たちに尋ねます。 小学校低学年から。
読了日:7月23日 著者:中脇初枝,布川愛子
3年7組食物調理科の感想
調理師免許を取れる高校、食物調理科。同じ釜の飯を食う仲間、という言葉がラスト近くで深い意味に変わっていく。 『いつでも100点満点をとること。もっともっとうまくできるとねばること。食べる人の気持ちを大事にすること。オリジナリティを追究すること。それを心がけるのがショクチョウのプライド。』 社会にでたら怒ってなどくれない。嘲笑されるだけ。 必死に3年間を過ごす生徒たちもすごいけど、指導する先生もアツい。 さわやか青春小説。
読了日:7月23日 著者:須藤靖貴
14歳、ぼくらの疾走: マイクとチック (Y.A.Books)の感想
14歳の自分をさえない少年と思っているマイクと転校してきたチックの二人が、盗んだ車で夏休みに旅に出る。 世の中なんてろくな奴がいないと聞かされて育ったマイクだが、旅先で出会うのは変わってるけどイイ奴ばかりだ。答えは出ないが、人生観が変わる旅を経験した二人のロードムービー小説。
読了日:7月21日 著者:ヴォルフガングヘルンドルフ,ミヒャエルゾーヴァ
リタイア犬ポリーの明日 (いのちいきいきシリーズ)
読了日:7月13日 著者:日野多香子
ゆうたとおつきみ
読了日:7月12日 著者:楠章子
読書メーター
ドリアン助川、個人的に好きです。
2014年7月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1847ページ
ナイス数:25ナイス
さらば自由と放埒の日々 スーパーキッズ2の感想
2期生がたくさん入学した年の途中、突然学校の方針が変わってしまった。校長・副校長も変わり、芸術系の生徒はこのままいくと退学になりそう。 新体制を怪しんだ1期生たちは、例の自分たちの特技を活かしてその不正を暴こうとする。 今回も良い意味で予想通りの展開。期待を裏切らない安心の冒険ともいえる物語。
読了日:7月31日 著者:佐藤まどか
あん (一般書)の感想
どら焼き屋の雇われ店長の千太郎は、前科者だが刑期を終えて以前世話になった亡きおやじさんの後を継いで店を切り盛りしていた。ある日現れた76歳のお婆さんの吉井さんが、ドラ焼きのあん作りのバイトに来ることに。常連客で家庭不和の女子高生が来なくなった頃から繁盛していた店にかげりが見え始め、吉井さんが元ハンセン病患者だったことが原因ではないかとオーナーが言う。店をやめた吉井さんが残した住所を頼りに千太郎と女子高生が吉井さんを訪ね、誰にだって生まれてきた意味があると教えられる。ちなみに新城の桜の名所が吉井さんの故郷。
読了日:7月29日 著者:ドリアン助川
赤毛のアン (21世紀版・少年少女世界文学館)
読了日:7月28日 著者:ルーシー.モード・モンゴメリー
石を抱くエイリアンの感想
地下鉄サリン事件の年に生まれて中3卒業時に東日本大震災を経験した生徒たち。その中3の1年間が描かれている。茨城に住む主人公は「私には希望がない」と家中の辞書から「希望」の文字を切り取る。日本一の鉱物博士になるというちょっと変人な男子から好意を寄せられ、度々行動を共にすることも。 原発調べをしたり、卒業してすぐ起こった震災には心が痛む。その年の出来事が丁寧に描かれていることも印象的。津波被害の土地に住んでいなくても、出かけた先で被災するということもあったと、今更ながら思い至った。彼女に希望は見つかったのか。
読了日:7月26日 著者:濱野京子
あかいくま (わくわくライブラリー)の感想
いつもあかいくまのぬいぐるみといっしょにいる女の子。自分のことをあかいくまだと思っています。だから「人間の学校にはいけないわ」と森へ自分は人間なのかクマなのかを見てもらおうと動物たちに尋ねます。 小学校低学年から。
読了日:7月23日 著者:中脇初枝,布川愛子
3年7組食物調理科の感想
調理師免許を取れる高校、食物調理科。同じ釜の飯を食う仲間、という言葉がラスト近くで深い意味に変わっていく。 『いつでも100点満点をとること。もっともっとうまくできるとねばること。食べる人の気持ちを大事にすること。オリジナリティを追究すること。それを心がけるのがショクチョウのプライド。』 社会にでたら怒ってなどくれない。嘲笑されるだけ。 必死に3年間を過ごす生徒たちもすごいけど、指導する先生もアツい。 さわやか青春小説。
読了日:7月23日 著者:須藤靖貴
14歳、ぼくらの疾走: マイクとチック (Y.A.Books)の感想
14歳の自分をさえない少年と思っているマイクと転校してきたチックの二人が、盗んだ車で夏休みに旅に出る。 世の中なんてろくな奴がいないと聞かされて育ったマイクだが、旅先で出会うのは変わってるけどイイ奴ばかりだ。答えは出ないが、人生観が変わる旅を経験した二人のロードムービー小説。
読了日:7月21日 著者:ヴォルフガングヘルンドルフ,ミヒャエルゾーヴァ
リタイア犬ポリーの明日 (いのちいきいきシリーズ)
読了日:7月13日 著者:日野多香子
ゆうたとおつきみ
読了日:7月12日 著者:楠章子
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プロフィール
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鈴川
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非公開
職業:
学校図書館司書
自己紹介:
現在、中学校1校と小学校2校を担当。
専任・専門・正規の学校図書館を目指そう!
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