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  学校図書館司書のつぶやきと活動記録
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 年が明けて、お年始もひと区切り。
 先月の読書報告です。


「子どもに読んであげたいきもちでえらぶえほん100さつ」森恵子、学研
「文献調査法」毛利和弘、日本図書館協会
「学校図書館で育む情報リテラシー」 堀田龍也・塩谷京子、全国学校図書館協議会
「教室・学校図書館で育てる小学生の情報リテラシー」 鎌田和宏、少年写真新聞社

  以上は実用書。斜め読み程度に読みました。
  「文献調査法」あたりは、また改めてじっくり読みたいなと思います。


「司書はふたたび魔女になる」 大島真理、郵研社
「ZOKU」 森博嗣、光文社
「ソロモンの犬」 道尾秀介、文藝春秋
「Line」 chaco、スターツ出版
「本の妖精リブロン」 末吉暁子、あかね書房
「山下バッティングセンター」 曽我部敦史、メディアファクトリー
「まだ名前のない小さな本」 ホセ・アントニオ・ミリャン、晶文社
「だれも寝てはならぬ」 ガース・ニクス他、ダイヤモンド社
「図書館革命」 有川浩、メディアワークス
「あなたは三光作戦を知っていますか」 坂倉清、新日本出版社
「永井隆 平和を祈り愛に生きた医師」 中井俊巳、童心社
「楽園のつくりかた」 笹生陽子、講談社
「STAR EGG 星の玉子さま」 森博嗣、文春文庫


 以上、合わせて17冊でした。

 森博嗣の「ZOKU」は、悪のいたずら組織ZOKUとその対策本部のあるTAIのメンバーで繰り広げられるお話。といっても、とってもくだらない話。何の実りもない?というか、ただ読んで楽しむ。いたずらの仕掛けの部分は機械的な説明がマニアックぽくておもしろい。中学生なら読めるだろうと思います。
 「本の妖精リブロン」は、小学校中学年から読めて本好きには向いてる感じ。 しかし! 学校図書館の貸出方法がニュアーク方式。
 つまり本についてるカードに自分の名前を書く、というプライバシー丸分かりの方法。いまでもこの方法でやってるところってあるのかなぁ???と。
 設定とかがおもしろかっただけに、そこの部分が残念です。

 絵本は含んでいませんが、
 「ウェズレーの国」ポール・フライシュマン、「おへそのあな」長谷川義史、「ぼくがラーメンたべてるとき」長谷川義史 が印象にのこりました。
 「ちょっとだけ」瀧村有子 もよいですね。



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はじめまして。
はじめまして。突然のかきこみを失礼します。同じ学校司書をやっている、というので興味をもちまして、かきこみさせていただきました。このページにたどり着いたのは実はもうすぐ私も5年生に宮沢賢治の作品のブックトークをしなければいけなくて・・・で、ネットでなにかヒントがないかなぁ、と思って検索かけたのがきっかけです。ブックトークの時間は大体20分(時間内に貸出返却を行わなければいけないので)
私自身宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』が好きなのでとっつきすいものといえばそうなのですが・・・何を紹介すべきか、どうやってブックトークを展開させていくか・・・と、なかなかまとまらなくて。

でも、ここのブログはとっても興味深いのでこれからもちょくちょく覗かせていただこうと思います。
月草 2008/01/12(Sat)21:31:01 編集
賢治、やるんですね
★月草さま

 こちらこそ、はじめまして。ようこそいらっしゃいました。

 賢治作品のブックトークというと、作品紹介みたいな感じですか?
 「ブックトーク」と「本の紹介」は違うと思うので、この辺の使い分けが難しいですよね。先生がたは「本の紹介」=「ブックトーク」と思っていらっしゃる方が多いようですが。

 私も最初は「ブックトーク」と言われたので、石っこ賢さんにちなんで鉱石の本なんかも紹介しようかと思ってました。しかしよくよく聞いてみると作品の紹介をして欲しい……ということでしたので、本の紹介みたいになってしまいました。

 それでも私としてはストーリーを持たせたかったので、賢治の使ったオノマトペを紹介してその作品に触れる(というと聞こえがいいですが)ということをやりました。
 読み聞かせもしたかったのですが、時間的にムリがあったので紙芝居にしました。これが一番ウケました。

 『銀河鉄道の夜』は私も好きです。今は星がきれいに見える時期なので、星座の本なんかもいっしょに紹介できると楽しそうですね。

 考えるのだけならとっても楽しいですね♪←無責任??

 子どもたちの中に、何かひとつでも印象に残ってくれるといいですね。頑張ってください!
天海 URL 2008/01/13(Sun)22:59:04 編集
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