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  学校図書館司書のつぶやきと活動記録
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 新学期。といっても二学期制をとっている小学校では、9月1日から普通モード。いきなり6時間授業が始まっているらしい。

 いちおうの夏休みが明けてから、担当校を全て回ってきた。夏休み中の出勤要請がなく、やはり新着本の受け入れが終わっていない学校もあったが、みんなそれなりに貸出を心待ちにしている子どもたちの姿があった。

 今日は、テーマ展示を変えてきた。『みず・そら』だったのを『秋 みつけた』に。
 安直だが、まぁ巡回校だし…許してもらおう。。。とはいえ、巡回校となったのは今年が初めてのこの学校。去年までは、専任の学校司書がいたところなのだ。きっと「今年の司書さんはあんまり来ないね」などと、事情を知らない子どもたちは感じているのだろう。

 あぁあ。やっぱりひとり1校担当にして欲しいよなぁ…。
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 ウチの中学校の図書館は人気がない。 場所のせいでもあると思いたいんだけど、なんとか人を呼びたい、と思うわけ。

 先日の記事で、ウケねらいばかりではいかんような気がする…とか言ってたことを承知で告白がひとつ。

 リクエストのほとんどを入れることにしてしまったのだ、実は。
 だってリクエストした生徒が借りに来る確立は高いと思うし、その友だちも次に借りるかも、とか思っちゃったし。
 宣伝効果が高いというか、客寄せのために入れたというか。。。

 そもそも学校の図書館にはこういう本を。という基準があるのだろうか? 例えば性描写がリアルなものはダメ、とか?
 でもさ、生徒は知りたいと思っているんだよ、実際。話題になっている本だけど買うにはちょっとなぁ…と思っている生徒が借りれることはいいことなんじゃないか? とか思ってしまう。

 学校においてある本は全部健全であれ! というのが親の願い? だとしたらそれは親の怠慢ではないかしらん? 子どもの興味があるものなら、説明しにくいものであってもちゃんと語りあうべきではないだろうか? 隠れて読まれて誤解して成長したらどーするんだ? でも簡単に借りれちゃうのも問題なのか?

 性的描写がキツイ作品が多いのも確かな今日この頃。
 その描写が、本を売るためのものなのか、本質は別のところにあってその過程として存在するものなのか。 見極めるのは難しいし、その基準こそ人それぞれなのかもしれない。

 学校図書館って蔵書基準が難しいなぁ…。。。
 18日に再度中学校に行ってきた。相変わらず暑かった。
 しかしこの日は、私が知る限りのボランティアさん3名が全員来てくださった。そのおかげで、ブッカー掛けは終了。万歳。

 そして廃棄本の選定。結構ありそうな気配だ。 


 午後は赤木かんこさんの絵本講座に出席。ここ2年ほどのかんこさんおすすめ絵本の紹介などがあった。

 絵本の歴史から最近の傾向を話されて、自然科学、お話の本、などなど。勉強になった。 今の子どもにウケル本、ということも話されていたが、ウケルだけでもないだろう? 書架に眠ってしまいがちないい本を届けることも、私ら司書の大事な仕事。 古典といわれるものも紹介していきたいものだ。
 今日、中学校へ新着本の受け入れ作業に行ってきた。

暑い! のひとことだ。

 なんでこんなに暑いの? どーして窓から風が入ってこないの? どこからこんなに汗がでてくるの?

 実際、足からこんなに汗が出ることなんて、そうそうはないだろう、と笑いがこみあげるほど汗が出た。 まるでおもらししたみたいに…。。。

 明日も作業。雨が降るっていう予報だから、今日よりは暑くないかも。いや、蒸し暑いかも。

 せめて扇風機が欲しい! と、声を大にして言いたい。
 さて8月。学校は夏休みだ。学校図書館は? というと、夏休みです。ココも。
 しかし! 7月末に届いた大量の新着本の受け入れ作業が待っているのだ。

 先日、小学校と中学校に行ってきた。
 前回行った各学年4クラスの小学校とは違う、各学年2クラスのこの小学校の受け入れ作業は、担当教諭との共同作業で1日で終了した。

 中学校はとても1日では終わらない。冊数の違いもあるが、何より私ひとりで作業しているからに他ならない!
 先生忙しそうなんだよね…。部活やら出張やら…。なんかの当番やら…。

 でもでも! 400冊以上の本を!!

 お願い、誰か手伝って……。。。
 今日は巡回小学校のひとつに行ってきた。主な作業は新着本の受け入れ作業。

 ここの小学校は3段の分類シールとは別に、別置シールとは違うんだけど、子どもらが判りやすいように主だった項目ごとに色シールが貼られている。
 市内では学校図書館司書を初めて入れた小学校で、当時の力の入れ具合も手伝っているのだろうが、その色シール大小あわせてなんと58種類!
 手作りのシールもあるんだけど、こんなに多くの種類を製造しているメーカーはスゴイ! そしてそれを駆使して分類していた前任の学校図書館司書もスゴイ!

 …覚えるの、タイヘンそう…。。。
 やっときたきた、やっときたv

 夏休み前のギリギリで、新しい本が到着。
 本屋さんとの契約で、バーコードと分類記号の3段ラベルは既に貼ってある。たま~に、ヘンな分類にされていることをガマンすれば、なんともありがたいことである。

 まだ注文分の半分くらいしか届かなかったが、生徒の協力も得て、残すはブッカーかけのみとなった。ボランティアさんにもブッカーはお願いできそうだけど、ほとんどは自分でやるんだろうな…。

 図書館だよりも発行。生徒用と職員用に。
 駆け込みだけど、明日の終業式の日にも生徒用第2号を配布予定。新着本の宣伝もしたいし、夏休みの出校日にも図書館を開けることをお知らせしたかった。

 これを読んで、ひとりでも図書館に…本に興味を持ってくれたらいいなぁ。。。
 初めて読書会なるものに参加した。
 テキストは、小川洋子の「博士の愛した数式」
 中学校でもいつの日か、読書会なんてものができるのかなぁ…と思って、まずは体験というつもりで参加した。偶然にも読み終えたばかりの小説だったので、参加もしやすかった。

 おもしろかった。

 それが率直な感想。7,8人の少人数に分かれて感想を述べ合うという形式で、司会役のコーディネーターがうまく質問を投げかけて疑問を掘り下げるいくといった感じで進んでいった。
 自分が感じた以外のことを他の人は感じているという、当たり前だけど新鮮な発見。こんな読み取り方もあるのか、という驚き。
 国語の試験とは違う、答えはひとつではなくて、どの意見や感想もありのままに正解で、読んだ人の日常に寄り添った言葉がこぼれ落ちる。

 実によかった。

 今後、学校図書館の活動に活かせる何かがあったような気がする一日だった。
 担当校が4つあるという中で、I小学校は先生の勢いが弱いというか、本の修理がメインになるのかな…などと思ってしまっていた学校だ。
 しかし7月になって、いきなり団体貸出を3件も依頼された。どうやら貸出冊数をカウントして報告することになったらしい。とにかくやってみよう、ということだ。

 動機はどうあれ、授業にからめて資料を教室に、というやりかたは大賛成。だんだんと「これはいい!」と児童も教師も思ってもらえるといいなぁ。

 4年生→ 月と北の空の観察
 5年生→ 人間の生命の誕生
 6年生→ 食物連鎖 動物と植物

 4年、5年の項目はありがちなテーマだったからいいが、6年のテーマは難しい。資料のタイトルで「食物連鎖」というそのものズバリなものなんて見当たらない。ちょっと古めの資料ならあるのかなぁ…。
 絵本を眺めにきた先生に、
「ここの絵本って何順に並んでるんですか?」と聞かれた。

 スミマセン。 何順もありません。棚に収まるように入っています。あえて言うなら形順…?

 笑って去っていったK先生…。あぁぁ、ごめんなさい。そのうち直します。きっと。
 だって図書館が狭くて棚が確保できないんだものぉぉ。。。
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