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  学校図書館司書のつぶやきと活動記録
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 拠点校である中学校でも団体貸出を利用した。福祉関係の本、結果50冊
 福祉といっても、生徒が自ら決めたテーマを半年ほどかけて発表までする総合の時間用だから、必要な資料はかなり絞られてはいた。とはいうものの、探し出すとかなりあれもこれもとなってしまった。50冊中、9冊は学校の蔵書とダブってしまったし。

 ブックトラックに項目のサインを貼って、蔵書からの選書もあわせて並べてみると、最初だし、見栄えは良かったな。うまく使ってもらえるといいんだけど。。。

 それにしても、先生は時間がない。本当に時間がないのか!?とも思えるが。
 図書館主任のM先生、学級分館に混ざっているリクエストのあった本、はやく返してもらってください。そして未返却本の通知書、再出力しましたから、ちゃんと担任教諭に渡してください! ちなみに M先生の通知書も あります…。
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 学校の図書館ではなく、公共図書館からたくさんの資料を貸出してもらうという団体貸出をやった。
 小学校2校から、それぞれ依頼があった。いよいよ学校図書館司書の真骨頂。

 「柿」
について。ううむ。ありそうで、なかなか無かった。しかしなんとか40冊くらいを借りてきて、先生も大喜びだった。喜ばれると、やはり嬉しい。

 「外国の昔話、民話」1年生向け。これは楽しかった。
 福音館の「世界傑作絵本シリーズ」をネットで検索。国ごとに分類されてて、とても参考になった。
 できれば全部読んでしまいたかったけど、時間がなくてできなかった。27冊探し出せた。

他にも川辺に出かけるので…と、「川辺の自然について」の関連資料を選出した。
 
 なかなかおもしろかった。
 しかし本って重いなぁ…。。。

 いやはや。なんとか終わった利用指導。
 2年生の4クラスに対して、25分を2回と50分を2回。

 最初はやはり思ったようには進まないもんだ。
 25分しかない。ということもあって、ひたすらしゃべり続けてしまった。ヘタにヨコミチにそれることもできたような、できなかったような…。
 目次と索引の説明をする用の実物資料を用意していなかったので、うまく伝えられなかったような気も…。
 最低限の伝えたいことは、なんとかしゃべることができたかな。。。

 2回目の25分も、あっという間に終わってしまった。

 日を空けて3回目。今度は1限分の時間、50分を任された。
 では25分では語れなかった分類の細かなとこを…と思ってしゃべり出したが、以外に短く終わってしまった。
 用意してないことを急にしゃべれるほど、私には知識も余裕もなかった。そして時間があったら読み聞かせをしようと思っていた本を、なんと自宅に忘れてきてしまっていた。サイアクだ…。
 結局、早く終わったらクラスに戻って別のことやりますから…と担任教諭から言われていたが、そのとおりになってしまった。。。

 あ~あ。もう一回やらせてくれないかなぁ。
 読書の楽しみについてとか、語りたかったなぁ…。。。
 
 初めての選書が終わりつつある金曜日、拠点校である中学校の2年生を対象にした「利用指導」をして欲しい、と頼まれた。

 以前からほのめかされてはいたので、多少は準備がしてあった。
「ハイ、わかりました。いつやりますか?」
「次の月曜日に」
 え? それは明々後日のこと? とわが耳を疑った。急なことだ…。しかも図書館担当の先生は修学旅行中で、打ち合わせなどできるはずもない。

 しかし、大丈夫です。と言ってしまった。
 何が大丈夫なのか。何を説明するかってこともはっきり決めてないのに…。

 とりあえず、以前の打ち合わせで出た ①図書の借り方、②分類について、③調べるための参考資料について、④著作権について を軸に説明することにした。

 だが時間は25分。1時間で2クラスをやろうという計画だ。
 ①は削除。もう借り方はわかっているだろう。
 ②はやりたい。私自身、分類の数字の並びとその意味に感動した人間だ。ぜひあの感動を伝えたい。
 ③は総合学習の時間が確立されているのだから、やはりやるべきだろう。自信はないが…。
 ④は大事なことだと思う。やはりね。引用とか参考文献という概念を認識して欲しい。

 しかしこれを25分…。かなりきつい、だろうナ…。 
 選書の時期がやってきた。1年の予算の半分以上をこの時期に注ぎ込んでしまうらしい。

 4校の選書のお手伝いをするわけだが、各校によって司書の提案が全て通ってしまうとこもあれば、ほとんど通らないだろうと思われるとこもある。
 まあ、新人司書にいきなり何十万もの市民からの税金を使って本を選ばせるのもかなりの冒険のようにも思えるが、こんなに勤務時間外で苦労してリストアップしたのに……と思ったりもして。

 個人の趣味に走ってはいけない、と肝に命じながら選書しているつもりでも、気が付くと結構自分の好みな本が並んでいる。
 これは思うに、自分が読んだことのある本は紹介もしやすい、ということではないだろうか。
 カタログの紹介文を読んでも、やっぱり細かな描写はわからない。先日展示会なるものに行って来て、実物をパラパラとめくるが、読み物をその場で選ぶのは勇気がいる。調べ物用の本ならだいたい決められるけど。

 結局は「もっと読まないといかんなぁ……」と、思い知らされた選書作業だった。
 巡回校のT小学校で、しずくちゃんの本ってどこにある? と聞かれた。
 小学2年生女子。

 いっしょにいた友だちがこのへんにあった、と教えてくれるがそこには無かった。人気本なので、多分貸出中なのだろう。
 しかしコンピュータ検索しても出てこないってのはどういうことだ?
 図書館担当教諭に聞いても、入っているはず、と言う。だが入ってないんですよ、先生。

 そして、私はこの「しずくちゃん」を知らなかった。どんな本なのかわからないと、書架を探すのも神経を使う。
 ごめんねー。探しとくねー。 としか言いようが無かった。

 今日は違う本にしとこうか。 などと促して、これなんかどう?と、森絵都の「にんきもののひみつ」を見せた。めくって見せると、字が少なくておや?という感じでとなりに寄ってきた。
 2,3ページを声に出して読んだ。じっと聞いている女子ふたり。と、そこで予鈴が。
 ここまで~。と言って本を閉じる。
 「また次の放課も来ま~す」と駆け出すふたり。

 かわいいのぉ。。。



<追記>
 偶然にも同じ日に、小3の娘が「しずくちゃん」を学校で借りてきた。なるほど、これか。女の子が好きそ~う本だった。
 娘よ、ありがとう。


 忙しい。というか、プチぱにっくだ。

 4月から激変している生活リズムに慣れていないから? 自分の予定が把握できているのかいないのかもわかっていない。そんな状態だから、気持ちが落ち着かない。
 幼稚園の行事やPTA、小学校にも行事はあるし、担当4校の予定。。。
 落ち着け、私。

 拠点校である中学校の図書館は、生徒数のわりにかなり狭い。書架はパンパン。そこで複本を全て抜いてみた。少しは空いた感じ。
 でも新刊コーナーの本を正位置に入れたら、またパンパンになってしまうような気もする…。


 6月に「調べ学習のための図書館利用」というようなテーマで各クラスに25分程度のお話をすることに。 分類についてと辞書・事典類の使い方、という内容になるのだろうな。

 がんばるぞ。
 すみません…。文庫ってどこにありますか?

 なんてかわいい質問だろう。新米の私にもそれくらいはわかる。
 何のためらいもなく、正確に答えることができた。


 1年生かなぁ。この狭い図書室をぐるっと見渡せば見つかるんだけどね。いや。あまりに文庫コーナーが小さくて、見落としてしまったのかもしれない。
 
 ちょっとしたことでも司書に聞くという習慣がこの子にはあるということに、ちょっぴり感動した。
 私の担当は4校ある。1つの中学校を拠点に、小学校も3校巡回する。

 今日は午前中に小学校2校、午後から中学校にそれぞれ1時間ずつ行ってきた。担当の先生との話し合いが年度初めとしては大事だから、先生と話のできる時間を狙っての短時間作戦だった。

 それぞれにそれぞれの問題があることが、段々とわかってきた。

 これはタイヘンだなぁ…。実感した一日だった。
 5月1日開館に向けて、ようやく準備が整った

 カウンターの貸出位置を変えて、返却されていた去年の本を棚に戻す。本の配置が悪いのか、各クラスに学級分館として30冊を貸し出したのに、棚はパンパンの状態。せまいんだよね、この図書館。

 校内のアチコチに図書を追い出しているのにこのアリサマ。もうひとつ教室を分けてくれぇ~。。。とは言ってみたけど、すぐに何とかなるものでもない。現状をうまく使って、思い切って廃棄するとかね…。

 あぁ、あの美術準備室のハシゴを登った棚に並んでいたシリーズものたちよ。君たちを、きっといつか日の目をみるようにしてあげるよ。あの場所から救い出してあげるから。

 今は雑誌購入のために、候補をリストアップしているところ。私は中学生を対象としているけれど、どんな雑誌を学校図書館に置くべきか。それが目下の悩み。
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