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  学校図書館司書のつぶやきと活動記録
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 ようやく「スカイ・クロラ」を観て来ました。

 まず原作に抱いていた私のイメージが、そのまま風景だったりセリフの間だったりしたのに驚きました。 原作付ストーリーの映像化の場合、イメージとのギャップ埋めから始まるのですが、今回はそのまますんなり入れました。
 原作が叙情詩のような、不思議な空気感があると思っていたので、絶妙な「間」がほんとに良かったと思いました。

(ここからはネタバレも含まれます。ご了承ください。)
 内容も原作とはラストが異なり、(原作と異なるところは人物設定など他にもあるのですが)それこそが、押井監督が「若い人たちに伝えたいこと」だったのではないかと思えました。

 草薙水素が函南優一に「私を撃って」と向き合うラストに近いシーン。
 原作も映画も優一は引きがねを引いてしまうのですが、その結果が異なります。
 直後の優一のセリフ「君は生きろ! 何かを変えられるまで!」と水素を抱きしめる、(←ものすごくネタバレなので、カーソルで選択処理すると浮かび上がるように文字色をかえています)というのが今回私の胸に一番響きました。

 そうそう。
 エンドロールが始まって席を立ってしまったあの人たちへ。。
 本当のラストがその後にありました。
 もったいないことをされましたね。。。
 これから観る方は、絶対館内が明るくなるまで席を立たないでくださいね。


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