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  学校図書館司書のつぶやきと活動記録
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 夏のイベント目白押しで、7月の読書一覧をUPすることすっかり忘れてました。 読んでなかったわけではないですよぉ。

「幽霊屋敷ノート」 メディアファクトリー
「復習プランナー」 あさのあつこ、河出書房新社
「ヘッセからの贈り物」 渡辺もと子、人文書院
「思い出はブラックボックスの中」 斉藤洋、ポプラ社
「まいごのことり」 ねじめ正一、佼成出版社
「未来のきみが待つ場所へ」 宮本延春、講談社
「デパ地下ガール」 末永直海、世界文化社
「富士山の大研究」 江藤初生、PHP研究所
「春よこい」 中村努、汐文社
「銀河不動産の超越」 森博嗣、文藝春秋
「ぼくらが大人になる日まで」 岡田依世子、講談社
「ぼくの羊をさがして」 ヴァレリー・ハブス、片山しのぶ、あすなろ書房

何冊か紹介を。

「富士山の大研究」は2004年出版の本なのですが、富士山が今の姿になるまでの解説や、その特徴、富士登山の歴史など、とてもおもしろかったです。
 富士山には川がない。では富士の名水の正体とはいったい? 
 へぇ~がたくさんつまってる本でした。

「復習プランナー」が、ドロドロしたいじめの話だったらいやだな、と思って読んだのですが、そんなことありませんでした。
 同じ学校の先輩がいじめの対処法を伝授してくれるのだが、それが先輩から後輩へと、関わった当人にしかわからないけど代々引き継がれている。 意外な人もその中に含まれていて……。 読後感はけっこうさわやか。こんなにうまくいくのかなぁ……という感は拭えないけど、いじめにあっている子にはヒントにはなると思う。

「ぼくらが大人になる日まで」は、中学受験のために進学塾にかよう6人の少年少女の話。 受験直前までの3ヶ月が描かれている。
 それぞれの理由、それぞれの立場があって受験勉強に向き合っている。
 ちょっとネタバレを。作中に『ぼくたちは、この国の大人を信じていいですか?』と国会議員に問いかけるシーンがある。 とても印象に残るセリフ。勉強する意味、子どもであるがための苦しさ。共感する子も多いのではないかと思える一冊でした。

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