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  学校図書館司書のつぶやきと活動記録
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 先日、小学校2年生を相手に「楽しいお話を読む」ということで、授業時間内での本の紹介を依頼されました。
 いつもなら部分的な読み聞かせを含め、6,7冊を紹介するのんですが、今回は趣向を変えました。

 赤木かん子さんの寺子屋で巻き物セットを個人的に購入したので、それを使いたくて仕方なかったんです。
 で、「チャ~ンス!」と思い、前半を本の成り立ち後半を本の紹介&自由読みの時間にしました。実質本の紹介は4,5冊しかできませんでしたが。

 やはり実物を見せると大変好評で、子どもたちの食いつきがとてもよかったです。木簡が巻き物になって、どれだけたくさん書けるようになったか……と言って巻き物を広げたときの「オォ~!」という声にはしびれましたv

 ストーリーとしては……
 誰かに伝えたいことがあった。
 どうしたら正確に多くの人に伝えられるか。そしてそのことを後々の人にまで残しておくことができるか。
 そのための工夫が、口述→壁画→石や葉っぱ→木簡→巻き物→折本→糸綴じ本、と変化していくわけです。
 そんなにまでして何故工夫を凝らしたか。
 それは「伝えたい気持ち」があったから。
 本の一冊一冊には、それぞれ「みんなに伝えたいこと」が詰まっています。その想いを受け止めてください。たくさん本を読んでください。

 ……ということで、本の紹介をしました。

 先生方にも好評でした。よかったよかったv
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 先日、小学校の勤務日が学校訪問の日と重なった。
 前から言われていたブックトークをやる日でもある。

 1年生を相手に『図書館にはいろいろな種類の本があることを知る』という、分類と排架についての授業。その冒頭でブックトークをした。

 『ブタ』をテーマにして
・3びきのこぶた(絵本コーナー)
・おりがみえあそび(工作コーナー)
・動物図鑑、どうぶつのおっぱい、ブタの絵本(どうぶつコーナー)
・ひとりでできるもん(料理コーナー)
・ことばのえほんABC(ことばコーナー) 

 という本を使って図書館の排架説明をした。


 今回先生も、かなりがんばっていらっしゃった。
 図書館の地図(掲示してあったもの)を拡大コピーしたり、背表紙に貼ってある色分け分類シールと同じ色・形を画用紙に作ってきて、書架の分類案内の横に貼り付けてあった。実物のシールだと小さくてわかりづらかったからね。
 導入の手遊びも先生が歌ってやってたし。スゴイ!
 私のブックトークのあとは、子どもたちが図書館探偵団となって、指令書に書かれた本を探して持ってくる、というゲームをやった。

 子どもたち、すごい楽しそうだった。いつもとは違う書架に向かうことができたようだし。
 おおよその予定時間で過ぎていったし、教育委員会の先生から何言われたかはまだ聞いてないけれど、まぁまぁ成功だったでしょう。
 やれやれデス。
 唐突ですが、宇宙っていいなぁ……。

 新しく学校で買った本の中に、くもん出版「ようこそ宇宙の研究室」(布施哲治:著)がありました。私が選んだんですが。
 私たちの体は宇宙そのものだ、という話から始まり、太陽系から銀河系やその先の宇宙について、また望遠鏡の発明や歴史についてを、ハワイにあるすばる望遠鏡の建設過程やそのしくみを交えながら分かりやすく説明してくれる。
 これからの宇宙研究についても触れられているが、その計画の実行や研究の成果があらわれるのは10年20年先。つまり今の子どもたちが実際に活躍するステージとなり得るのだ、と締めくくられる。
 なんとも夢があるではないですか。こういう話、大好きです。

 金の星社から出ている「大望遠鏡すばる誕生物語」は、すばる望遠鏡が完成するまでを、大きな望遠鏡が欲しいと思い始めてから実現するまでの研究者たちの努力がつづられている。

 ちなみに、最近司書仲間から教えてもらって読んだのがこれ。
 「宇宙エレベーター こうして僕らは宇宙とつながる」(大和書房)
 「タイムマシン」(日系BP社)
 共に著者はアニリール・セルカン。トルコ人初の宇宙飛行士候補。
 目から鱗な考え方、グッとくる大人の思いやり。前者は著者の経験など専門書に近いが、後者は小説。読みやすいしオススメ。
 先日、大騒ぎしていた「音楽小説」が届きました。
 さっそく受け入れ作業して、月曜日から貸出OKになりました。

 合唱コンクールまで1週間しかないけれど、企画展示なんてあまり長い期間はやらないものかも……と思うことにしました。(そ、そんなことないですよね!)

 ここのブログでも以前多くの本を教えてもらって、たくさんの本とめぐり合うことができました。
 ありがとうございました。

 掲示板や昼の放送で呼びかけができるといいなぁ、と思ってます。
 たくさんの人が借りてくれますように。
 やれやれ。
 なんとか4校とも、春の新規購入本の注文案を提出できました。

 中学でひともめあったけど……。


>ここからちょっとグチ。お聞き苦しい点があること、ご了承ください。

 3月の終わり。4月の最初には少なくとも注文第1弾リストは渡してたのに!
 その現物がやっと木曜日に届いた。ごく一部の本だけがぁ!!!

 金曜日に中学に出勤して、先生に頼んで本屋を呼び出してもらった。怒ってしまったのだ私は。

 やっと届いたと思ったら注文した中のほんの一部。6月末に合唱コンクールがあり、図書委員もそれに合わせて企画したいと言っていたので音楽関連小説を多数注文していたのに!!!! 

 ど~ゆ~こっちゃぁ!
 こちとら春み前からいろんな人に、音楽小説どんなんあります?と聞きまくり、読みまくり、頑張って注文はやくしたっちゅうのに!!!
 5月末に届けるってのはハッタリかぁ?! その言葉信じてたこっちの身にもなってみぃ!! できんならできんってハッキリ言わんかい!! ごまかしごまかし引き延ばしおってぇ!! できんこと約束するなぁ!!
 生徒にこんな本が届くよって言っちゃったじゃないかぁ!!!
 いったいいつ注文出したんじゃぁ!!

 という内容のことを、もう少しオブラートに包んでお話した。
 そしたら「5月に入ってから注文だしました」と。

 あぁ!? と言いたくなったが、そのことは先生には伝えてあったそうで……。 4月は年度始めで忙しくて注文業務ができないらしい。ま、わかるけど。注文先から返事がこないっていう事情もわかる。
 が! だから返事があった時点で明細だけでも早くちょうだいちょうだいって言ってたのに! 今週中には、今度の時には……と延ばし延ばしで6月中旬。

 そして金曜日の最初に「次回の注文早くくださいね。今年の予算の半分以上をヨソの中学はこの時期購入してますよ」との伝言を事務さんから聞いていた私。
 久しぶりに仕事で憤った。ちゃんと仕事しろや!

 少しスッキリしました。

 結局、音楽小説だけ特急で注文出してくれることになりました。早ければ来週末に現物が届くそうです。←これはこれで別の意味でハラダタシイが。

 私もブッカー掛けがんばりますから、本屋さんもよろしくお願いしますね、と言ってお別れした。
 そして今日持って行った大量の注文リスト分は、6月末に現物が届くそうだ。

 やれやれ。どこまで信用していいのやら……。 
 しばらく様子見です。
 小学校1年生、国語。
 どうぶつの体の特徴や働きがわかるもの。図鑑ではなくておはなし口調のもの。

 そ、それは……絵本ってことでいいんですよね?
 福音館の「かがくのとも」みたいなやつ?

 どっちみち他校も同じような資料を集めているだろうから、公共図書館の4の棚に行っても恐らくほとんど無い。
 私としては、「薮内正幸」さんの絵本を片っ端から検索して、絵本の棚から抜き出すくらいしか思いつかない。

 どなたかご助言を~(泣)
 今日、中学1年生の社会の授業で、「歴史の流れ」という単元の調べ学習にお付き合いした。 時間的に余裕が全くないとのことで、私は最初の5分くらいで資料の位置とポプラディアの使い方を伝えた。
 単語で調べる例として、『アンパンマン』をまず引いてみる。生徒たちはアンパンマンが百科事典に載っていることに驚いていた。カワイイv
 そして『ガンダム』は載っていない……と思ったら『機動戦士ガンダム』で載っていることにまた驚いていた。カワイイぞ!

 そして、ここの中学校は1小1中なので、私が担当している小学校の去年の6年生が中学1年生になってきている。
 今日のクラスの中に、図書委員だった子がいて「あ!」と気が付いてくれた。ウレシイではないか。

 複数校の担当は大変だけど、こんなうれしいこともあるんだな、と思う。
 新規購入図書のための展示会に行ってきました。
 約4時間、指の皮がむけるかと思うほど?じっくり見てきました。

 先日届いたブックカタログの中から、どういう基準かは定かじゃないが、20畳くらい?の会議室にズラリと本が並ぶ。机の上やら下やらにところ狭しと並ぶ。

 全部の中身を見たわけじゃないけど、全部の書名は確認したゾ。私エライ!
 注文用のスリップを抜きまくり、メモメモ。

 小学校1校分の文学以外の注文表ができました。ついさっき。
 今日は午前中にその学校に行って、蔵書とダブっていないかチェ~ック!!

 がむばります。
 選書の季節。無事トーハンカタログも届きました。

 担当している4校のうちの1校の選書完了! と言っても、司書の選書担当は『楽しめる読み物(絵本含む)』だったので、冊数は知れてます。
 だけど低・中・高で2万づつ6万分くらいで、となると選書も悩ましくなる。

 もともとがあまりそろってない(特に読み物)図書館なので、何入れてもOKな感じなのだが、やはりこだわってしまった。

 でもなんとかできた。1校片付いたら少し気が楽になりました。

 しかし心残りは『バッテリー』(あさのあつこ、教育画劇)デス。
 ここの学校には現在『バッテリー1』しかない。2とか3がない。全6巻のこのお話。気付いたときに全部揃えてあげたい! ……が、いかんせんお金もない。
 今年は2,3巻を買うことにしました。今年度の後半で、もう1冊くらい買えるといいなぁ。
 図書館システムの改善について、いろいろ要望したい。でもお金が無い(市に)。でもこのままじゃ困る!
 ……ということで、司書会としての要望を教育委員会に出して、システム屋さんに出すことになった。

 その原案を考えるお役目を仰せつかったので、さっき考えてました。
 司書があまりでしゃばらないように気を使いつつ、先生たちにもことの重要さに気付いてもらう。そんなうまい手があるのだろうか、と悩みつつ。

 昨年度データ化したものの、入力方法がバラバラだったり、システムがしっかり検証されてなかったりと、何かと問題の多いこのシステム。
 図書館って、検索ができるから図書館なんだと思いませんか?
 そりゃ方法はいろいろありますが、データ化した意味って何???とか思ってしまう今日この頃。
 せっかくなんだから、使えるシステムで使えるデータを作りたいものです。


 さ。そして選書の時期です。
 去年は毎年トーハンから出ている「ブックカタログ」を結構頼りにしていたのですが、今年はまだ手元に無い! 他の司書たちはもらってるのに!!
 私の学校の本屋担当者さん!!! 早く持ってきて!!!!
 
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