学校図書館司書のつぶやきと活動記録
since '06.04.24
since '06.04.24
先日、図書館研究大会に参加してきました。
それぞれの研究発表を聞いて、みなさん頑張っているのだなぁと思ったり、苦労されてるなぁと感じたり。 「どうなの?私はちゃんとやってるか?」と自問自答したりもして、収穫もあり、自分の中を見つめなおすきっかけにもなりました。
大会役員のみなさま、本当にお疲れ様でした。そして講師のみなさま、本当にありがとうございました。
私も少しずつでも前進します!
それぞれの研究発表を聞いて、みなさん頑張っているのだなぁと思ったり、苦労されてるなぁと感じたり。 「どうなの?私はちゃんとやってるか?」と自問自答したりもして、収穫もあり、自分の中を見つめなおすきっかけにもなりました。
大会役員のみなさま、本当にお疲れ様でした。そして講師のみなさま、本当にありがとうございました。
私も少しずつでも前進します!
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難しいですねぇ。他のイベントも開催される中でのフリースペースでの読み聞かせ。呼び込みをしながらやりました。
こちらが想像していたよりも年齢層がかなり低かったので、用意していた絵本では難しい内容になってしましました。
そんな中、「かわいそうなぞう」の大型絵本を路上ライブ的に読み始めたら、ひとりふたりと集まってくれました。大人も昔読んでもらった、足を止めて最後まで聞いていってくれました。 こんなのもおもしろいですね。いい経験をさせてもらいました。
こちらが想像していたよりも年齢層がかなり低かったので、用意していた絵本では難しい内容になってしましました。
そんな中、「かわいそうなぞう」の大型絵本を路上ライブ的に読み始めたら、ひとりふたりと集まってくれました。大人も昔読んでもらった、足を止めて最後まで聞いていってくれました。 こんなのもおもしろいですね。いい経験をさせてもらいました。
暑い暑い、夏休み。 思ったより時間がとれて、今月はたくさん読めました。
あとは、この本たちをしっかり記憶して、必要なときにパッと引き出せるように心がけねば。
各校の蔵書点検もひと段落。 紛失扱いになってしまった本が結構あるので、次は捜索をしないといけませんね。
2013年7月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:3116ページ
ナイス数:34ナイス
人魚のうたがきこえる (こどもプレス)の感想
人魚姫をイメージして読むと海獣としての人魚とのギャップにギョッとするかも。 書店では児童コーナーにおいてあったけど、ちょっと違和感あり。 水の描写がすばらしい。透き通った海ってこんな感じですよね。画本としてオススメ。
読了日:7月31日 著者:五十嵐大介
おれたち戦国ロボサッカー部! (ノベルズ・エクスプレス)の感想
愛知県の尾張と三河、信長と家康。地域性がうまく出てておもしろかった。 三河を岡崎を舞台とした中学生の物語。 尾張から引っ越してきたノブナガが、イエヤス率いるロボサッカー部に入部することに。戦国武将を連想させる性格が、部員それぞれのキャラを魅力的にさせている。 自分と違うタイプの人間を肯定したときに、自分も成長できるのかな。 ロボットコンテストの内情が少し見えたようで、そちらからの切り口もおもしろかった。
読了日:7月29日 著者:奈雅月 ありす
東日本大震災・犬たちが避難した学校 捨て犬・未来 命のメッセージ (ノンフィクション・生きるチカラ)の感想
自然災害によって被災した人間。人間によって被災している動物たち。 息をしているだけが生きてるってことではない。 命をボロボロにしてしまうのも人間、ピカピカにできるのも人間。障害を持った犬・未来はまさにそれを実証してみせている。 どちらの人間になりたいか? 当時の被災地の様子と愛護センターでの殺処分が重なる。生き残ったことを受け止めるべく考える中学生の姿に、自分もまた命について考えさせられた。
読了日:7月28日 著者:今西 乃子
地獄坂へまっしぐら! (文研ブックランド)の感想
ルイス・サッカーの小学校中学年用(?)のシリーズ。 少年マーヴィンの日常を切り取って物語にしている。 特に目立つでもなく、特技があるわけでもなく、どこにでもいそうな少年ってとこがいいのかも。 シリーズだけど、どの巻を読んでも読みきりで楽しめます。
読了日:7月27日 著者:ルイス サッカー
青い鳥文庫ができるまでの感想
本のできるまでを物語として解説したもの。本好きにはたまらないかもv 本に関係した職業の紹介本としても使えそう。
読了日:7月26日 著者:岩貞 るみこ
小さな命と あっちとこっち (古道具ほんなら堂2)の感想
今回は「いのち」をテーマにしたお話。 病気だったり、消えたいと思っていたり。 ふわっとしたあたたかな気持ちになれる。
読了日:7月22日 著者:楠 章子
アサギをよぶ声の感想
男も女も12歳になると、それぞれ男屋と女屋に入ることになる。男は戦士を目指し、女は結婚の準備をするのだ。 アサギは女の子だけど戦士になりたくて、村の掟をやぶって戦士になるべく努力を重ねる。 ハッピーエンドとは言い難いが、アサギの自分を見つめる素直な気持ちに心打たれる。 この先のアサギの成長も見たい。続編が出るといいなぁ。
読了日:7月20日 著者:森川 成美
チェルノブイリと地球の感想
事故後のチェルノブイリ周辺の写真と生活の様子が収められている。 どうすればいいのか答えがあるわけではないけど、これが現実なのだと認識しなくては。
読了日:7月18日 著者:広河 隆一
見えない雲 (タッチブックス)の感想
チェルノブイリの事故直後に出版されていた本書。現在は文庫も出ています。 映画化もされてDVDを観ましたが、小説のほうがやはり深みがありました。 「知らなかったとはもう言えない」という実感を伴う小説が、こんなにも前に出版されていたなんて。解説には日本の原発事情にも触れられていて、いままで関心がなさすぎだったことをまた実感。 ラストが気になって、一気に読めます。
読了日:7月18日 著者:グードルン・パウゼヴァング
体育館の日曜日 (わくわくライブラリー)の感想
運動の苦手な雑巾くんがやってみたいことは釣りだった。勝負にこだわるバドミントンの羽根ちゃんは、なんとか雑巾くんに一番大きい魚を釣ってもらおうと奮闘する。 雑巾くんの「一番になるのって気持ちがいいかも」と羽根ちゃんの「勝ち負け関係なく楽しかった」というセリフがうまくまとまってよかったなぁと感じた。
読了日:7月15日 著者:村上 しいこ,田中 六大
星雲ミカの小さな冒険 「鳥へっぽこ新聞」誕生篇の感想
5年生の学級新聞係たちの物語。 それぞれの個性がうまく混ざり合って、取材をしたり記事を書いたり。 プロローグが多分大人が、この子達と出会ったところからはじまるけど、あとは全部それぞれの子たちの視点で描かれている。文体も少し古いので、慣れるまでがちょっと読みづらいけど、子どもの姿は今も昔も変わらないよね、と感じた。 編集長の女の子が「私アンドロメダ大星雲から来た」と言っている設定がもっと活かされれば深みがでたかも。
読了日:7月14日 著者:斎藤慎一郎
おならゴリラの感想
おならで音楽を演奏するゴリラが、閉鎖寸前の動物園を救う。音楽家に誘われてコンサート活動をすることに。 でもそのために食べものや行動を制限されて、悲しくなるゴリラくん。コンサート本番のハプニングもおならオチで笑える。 後半は、アフリカのおなら研究所に行くお話。ちょっとした恋も。
読了日:7月12日 著者:もりや しげやす
いずみは元気のかたまりです (ともだちって★いいな)
読了日:7月10日 著者:こばやし かずこ
小さなりゅう
読了日:7月10日 著者:長井 るり子
がんばれゆうくん一年生 (おはなしのくに)の感想
体の小さいゆうくんは、小学生になったのに「どこの幼稚園?」と聞かれたりしてなかなか小学生に見てもらえません。 そんなとき、公園で体の大きい幼稚園の子がケガをして、ゆうくんが大活躍。やっぱりおにいちゃんだね。
読了日:7月10日 著者:西本鶏介
93番目のキミの感想
自動車販売店でロボットを売っている、という設定はおもしろい。 ロボットが身近になる日も近いのかも。 主人公のナリタが買ったロボットのシロ。 表紙にチラっと描かれています。 いろいろとツッコミたくなる設定もありましたが(ちょっとご都合主義的な?)、自分のことが最優先だったちゃらいナリタが、人と向き合えるようになるところは好感。 シロの決断にとナリタとの別れには涙が出ました。 ナリタ、おばぁちゃんに小遣いもらってばかりじゃなくて、これから孝行できるといいね。
読了日:7月5日 著者:山田 悠介
ひとりって、こわい!の感想
何となく先は読めるんだけど、怖い! ドキドキしながら読みました。
読了日:7月3日 著者:石川 宏千花,香谷 美季,藤野 恵美,ひろの みずえ
犬はいつも足元にいての感想
男子中学1年生の日常を描いた物語。 いまどき男子というか、外に向かって発散するというタイプではなく、心の内のモヤモヤを描くでもなく、結構自己分析してたりして、でも鬱屈した面もチラチラ見え隠れしていて。 はっきりとした結末があるわけでもなく。 みんな結構モヤモヤしてるもんなんだよ、という感じのお話でした。
読了日:7月2日 著者:大森兄弟
なでしこジャパン (SPORTS LEGEND)の感想
サッカー女子ワールドカップまでの女子サッカーの歴史や、感動の優勝までのエピソード、主力選手の素顔など。 なでしこジャパンの概略がつかめるし、感動も再び味わえる。 小学校中学年から。
読了日:7月1日 著者:スポーツ伝説研究会
読書メーター
あとは、この本たちをしっかり記憶して、必要なときにパッと引き出せるように心がけねば。
各校の蔵書点検もひと段落。 紛失扱いになってしまった本が結構あるので、次は捜索をしないといけませんね。
2013年7月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:3116ページ
ナイス数:34ナイス
人魚のうたがきこえる (こどもプレス)の感想
人魚姫をイメージして読むと海獣としての人魚とのギャップにギョッとするかも。 書店では児童コーナーにおいてあったけど、ちょっと違和感あり。 水の描写がすばらしい。透き通った海ってこんな感じですよね。画本としてオススメ。
読了日:7月31日 著者:五十嵐大介
おれたち戦国ロボサッカー部! (ノベルズ・エクスプレス)の感想
愛知県の尾張と三河、信長と家康。地域性がうまく出てておもしろかった。 三河を岡崎を舞台とした中学生の物語。 尾張から引っ越してきたノブナガが、イエヤス率いるロボサッカー部に入部することに。戦国武将を連想させる性格が、部員それぞれのキャラを魅力的にさせている。 自分と違うタイプの人間を肯定したときに、自分も成長できるのかな。 ロボットコンテストの内情が少し見えたようで、そちらからの切り口もおもしろかった。
読了日:7月29日 著者:奈雅月 ありす
東日本大震災・犬たちが避難した学校 捨て犬・未来 命のメッセージ (ノンフィクション・生きるチカラ)の感想
自然災害によって被災した人間。人間によって被災している動物たち。 息をしているだけが生きてるってことではない。 命をボロボロにしてしまうのも人間、ピカピカにできるのも人間。障害を持った犬・未来はまさにそれを実証してみせている。 どちらの人間になりたいか? 当時の被災地の様子と愛護センターでの殺処分が重なる。生き残ったことを受け止めるべく考える中学生の姿に、自分もまた命について考えさせられた。
読了日:7月28日 著者:今西 乃子
地獄坂へまっしぐら! (文研ブックランド)の感想
ルイス・サッカーの小学校中学年用(?)のシリーズ。 少年マーヴィンの日常を切り取って物語にしている。 特に目立つでもなく、特技があるわけでもなく、どこにでもいそうな少年ってとこがいいのかも。 シリーズだけど、どの巻を読んでも読みきりで楽しめます。
読了日:7月27日 著者:ルイス サッカー
青い鳥文庫ができるまでの感想
本のできるまでを物語として解説したもの。本好きにはたまらないかもv 本に関係した職業の紹介本としても使えそう。
読了日:7月26日 著者:岩貞 るみこ
小さな命と あっちとこっち (古道具ほんなら堂2)の感想
今回は「いのち」をテーマにしたお話。 病気だったり、消えたいと思っていたり。 ふわっとしたあたたかな気持ちになれる。
読了日:7月22日 著者:楠 章子
アサギをよぶ声の感想
男も女も12歳になると、それぞれ男屋と女屋に入ることになる。男は戦士を目指し、女は結婚の準備をするのだ。 アサギは女の子だけど戦士になりたくて、村の掟をやぶって戦士になるべく努力を重ねる。 ハッピーエンドとは言い難いが、アサギの自分を見つめる素直な気持ちに心打たれる。 この先のアサギの成長も見たい。続編が出るといいなぁ。
読了日:7月20日 著者:森川 成美
チェルノブイリと地球の感想
事故後のチェルノブイリ周辺の写真と生活の様子が収められている。 どうすればいいのか答えがあるわけではないけど、これが現実なのだと認識しなくては。
読了日:7月18日 著者:広河 隆一
見えない雲 (タッチブックス)の感想
チェルノブイリの事故直後に出版されていた本書。現在は文庫も出ています。 映画化もされてDVDを観ましたが、小説のほうがやはり深みがありました。 「知らなかったとはもう言えない」という実感を伴う小説が、こんなにも前に出版されていたなんて。解説には日本の原発事情にも触れられていて、いままで関心がなさすぎだったことをまた実感。 ラストが気になって、一気に読めます。
読了日:7月18日 著者:グードルン・パウゼヴァング
体育館の日曜日 (わくわくライブラリー)の感想
運動の苦手な雑巾くんがやってみたいことは釣りだった。勝負にこだわるバドミントンの羽根ちゃんは、なんとか雑巾くんに一番大きい魚を釣ってもらおうと奮闘する。 雑巾くんの「一番になるのって気持ちがいいかも」と羽根ちゃんの「勝ち負け関係なく楽しかった」というセリフがうまくまとまってよかったなぁと感じた。
読了日:7月15日 著者:村上 しいこ,田中 六大
星雲ミカの小さな冒険 「鳥へっぽこ新聞」誕生篇の感想
5年生の学級新聞係たちの物語。 それぞれの個性がうまく混ざり合って、取材をしたり記事を書いたり。 プロローグが多分大人が、この子達と出会ったところからはじまるけど、あとは全部それぞれの子たちの視点で描かれている。文体も少し古いので、慣れるまでがちょっと読みづらいけど、子どもの姿は今も昔も変わらないよね、と感じた。 編集長の女の子が「私アンドロメダ大星雲から来た」と言っている設定がもっと活かされれば深みがでたかも。
読了日:7月14日 著者:斎藤慎一郎
おならゴリラの感想
おならで音楽を演奏するゴリラが、閉鎖寸前の動物園を救う。音楽家に誘われてコンサート活動をすることに。 でもそのために食べものや行動を制限されて、悲しくなるゴリラくん。コンサート本番のハプニングもおならオチで笑える。 後半は、アフリカのおなら研究所に行くお話。ちょっとした恋も。
読了日:7月12日 著者:もりや しげやす
いずみは元気のかたまりです (ともだちって★いいな)
読了日:7月10日 著者:こばやし かずこ
小さなりゅう
読了日:7月10日 著者:長井 るり子
がんばれゆうくん一年生 (おはなしのくに)の感想
体の小さいゆうくんは、小学生になったのに「どこの幼稚園?」と聞かれたりしてなかなか小学生に見てもらえません。 そんなとき、公園で体の大きい幼稚園の子がケガをして、ゆうくんが大活躍。やっぱりおにいちゃんだね。
読了日:7月10日 著者:西本鶏介
93番目のキミの感想
自動車販売店でロボットを売っている、という設定はおもしろい。 ロボットが身近になる日も近いのかも。 主人公のナリタが買ったロボットのシロ。 表紙にチラっと描かれています。 いろいろとツッコミたくなる設定もありましたが(ちょっとご都合主義的な?)、自分のことが最優先だったちゃらいナリタが、人と向き合えるようになるところは好感。 シロの決断にとナリタとの別れには涙が出ました。 ナリタ、おばぁちゃんに小遣いもらってばかりじゃなくて、これから孝行できるといいね。
読了日:7月5日 著者:山田 悠介
ひとりって、こわい!の感想
何となく先は読めるんだけど、怖い! ドキドキしながら読みました。
読了日:7月3日 著者:石川 宏千花,香谷 美季,藤野 恵美,ひろの みずえ
犬はいつも足元にいての感想
男子中学1年生の日常を描いた物語。 いまどき男子というか、外に向かって発散するというタイプではなく、心の内のモヤモヤを描くでもなく、結構自己分析してたりして、でも鬱屈した面もチラチラ見え隠れしていて。 はっきりとした結末があるわけでもなく。 みんな結構モヤモヤしてるもんなんだよ、という感じのお話でした。
読了日:7月2日 著者:大森兄弟
なでしこジャパン (SPORTS LEGEND)の感想
サッカー女子ワールドカップまでの女子サッカーの歴史や、感動の優勝までのエピソード、主力選手の素顔など。 なでしこジャパンの概略がつかめるし、感動も再び味わえる。 小学校中学年から。
読了日:7月1日 著者:スポーツ伝説研究会
読書メーター
各学校が夏休みに入りました。蔵書点検の季節です。
ボラさんや職員と、扇風機をあちこちから集めたけど暑い図書館で、頑張って作業中です。
全国の学校司書さんたちも奮闘中でしょうか。
みなさん、熱中症に気をつけて乗り切りましょう (^0^)/
ボラさんや職員と、扇風機をあちこちから集めたけど暑い図書館で、頑張って作業中です。
全国の学校司書さんたちも奮闘中でしょうか。
みなさん、熱中症に気をつけて乗り切りましょう (^0^)/
途中、失速しました。 13冊でしたね。 でもたくさん読めたかな。
6月は今西さんの「いのちの授業」に参加する機会に恵まれ、とても考えさせられました。 質問にも丁寧に答えていただけて、とても嬉しかったです。
読書感想文の課題図書も読破できました。やれやれ。あれ?読了の登録してない本があるかも。
毎年、これがおすすめ!という見極めが難しいのですが(まぁ、個人の好みもありますしね)、『フェリックスとゼルダ』や『有松の庄九郎』が思っていたよりも読みやすくて、感想文が書けそうな気がしました。
この時期いつも思うのですが、自分でも読書感想文を書いてみようかなって。 そしたら、今年はAKB48関係のメンバーが課題図書と題して、集英社のナツイチ文庫で感想文を書くらしいですよ。 うーん。中学生ならこれをネタにして釣れそうな気がしますね。
2013年6月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:1988ページ
ナイス数:31ナイス
テルマエ・ロマエVI (ビームコミックス)の感想
とうとう完結。こうやってまとめたかぁ! 最後までお風呂ラブに満ちた作品でした。面白かったです。
読了日:6月29日 著者:ヤマザキマリ
心のおくりびと 東日本大震災 復元納棺師 ~思い出が動きだす日~ (ノンフィクション 知られざる世界)の感想
損傷の激しい遺体を、できる限りもとの状態に戻すのが復元納棺師。その技術たるやすごい。技術もすごいが、もっとすごいのは遺族に対してや遺体に対しての心づかい。 火葬する前にきれいなお顔にしてあげることで、遺族はちゃんと送ることができる。泣くことができる。生前を振り返ることができる。 やれる人がやれることを。一番大事なのは、忘れないこと。
読了日:6月25日 著者:今西 乃子
家出の日の感想
親のけんかに耐えられなくて、兄のいるリバプールに家出をする少年ジェイソン。その途中、列車の中で家出屋と名乗るジャムに出会う。 結局はジャムは家出したわけではなく、家出ごっこをしていただけだった。誰でも家出したくなることってあるんだよね。家出じゃなくても逃げ出したくなることってあるよね。というメッセージがこめられている感じ。
読了日:6月24日 著者:キース グレイ
チャーシューの月 (Green Books)の感想
養護施設の子どもたちを、小6から中1になったばかりの女の子の視点で物語られている。 彼らには何の落ち度も責任もないのに、施設で暮らすことになっている。彼らは一時帰宅できることを自慢しあっていたりするが、戻ってきたときには少なからず傷も抱えてきている。 こういう現実があるんだと突きつけられる。 施設の子たちは希望を持ちにくい、とあった。未来を描けないのだ。 だからこそその瞬間を一生懸命に選択して進むしかない。ラスト、小1の明希は大きな選択をする。それが希望につながっていることが救い。
読了日:6月23日 著者:村中 李衣,佐藤 真紀子
卒業するわたしたちの感想
13の短編集。学校の「卒業」だけではなくて、別れともいえる誰かからの「卒業」だったりするいろんな形の「卒業」でした。 冒頭の短歌を小説に展開するとこうなるんですね。ただちょっと物足りない感じもしました。書き下ろしではなく雑誌の連載を集めたものなので、そのへんはしょうがないのかな。
読了日:6月21日 著者:加藤 千恵
たいせつなことは船が教えてくれるの感想
何ヶ月も船の上で仕事している人たちとの数日をレポートして、船内の様子やその仕事を目指す人を伝えている。 仕事はくらしの一部で、どうせなら楽しく過ごしたい。「楽しむ」は、楽をしたりさぼったり大変なことを避けたりすることではない。「楽しむ」は「真剣」なのだと。 船内ではコミュニケーションが大切だし、エコな生活をしなくてはいけない。それはそのまま陸上の生活にも当てはまる。 写真もスナップだけど興味深いものが多かったし、さらっと読めて押し付けがましくはない。
読了日:6月20日 著者:藤沢 優月
4月のおはなし ドキドキ新学期 (おはなし12か月)の感想
12ヵ月分のおはなしがシリーズで出るらしい。そのうちの一冊。 天才な妹が入学してくることが心配な小3の兄。 自信を持ちなさいってよく言われるけど、どうしたら手に入れられるだろう。天才ならではの妹の言動に、丁寧に答えたり心配している兄。 ちょっと優しすぎる気もするが、こういう男の子って案外いそうだなぁ。
読了日:6月16日 著者:はやみね かおる,田中 六大
まぼろしの薬売りの感想
薬売りの時雨と供をする子どもの小雨。明治時代の初期の舞台設定で、ゆっくりとした時間を感じながらも、旅先で出会う人々との関わりに心が温かくなる。 ふたりともつらい過去を抱えているが、ぜひ続巻を出してもらって、二人のこの先や時雨の師匠のことも話してほしい。
読了日:6月15日 著者:楠 章子
わからん薬学事始2の感想
嵐先輩の入学金のために出向いた牧場での出来事や、ブランカと真赤の幼いころのいきさつなど、2年生になった草多とXクラスの同級生との「気休め丸」をめぐる対決も絡んで、3巻が待ち遠しい。
読了日:6月14日 著者:まはら 三桃
永遠に捨てない服が着たい―太陽の写真家と子どもたちのエコ革命の感想
読書感想文高学年の課題図書。実践してることはいいのだけど、文体が少しわかりにくい印象を受けました。京都議定書も少し古いかも。なぜもっとタイムリーに出版しなかったのかしら。 地球の未来は子どもの未来。それを真剣に考えている大人がいるということが、子どもにとっての目標になればいいなと思います。大人が読むと、ちょっと反省したくなるかも。。。
読了日:6月11日 著者:今関 信子
犬と人をつなぐ ドッグトレーナー宮忠臣 (ヒューマンノンフィクション)
読了日:6月11日 著者:井上こみち
かあちゃん取扱説明書 (単行本図書)の感想
口うるさいかあちゃんをロボットみたいに操れたら……。かあちゃんの取扱説明書を作り出す4年生の主人公。 トリセツ作成のため、かあちゃんをいろいろ観察しているうちに気が付かなかったことや、思い出す出来事なんかもいろいろあった。 結局はかあちゃんのほうが一枚上手だったんだけど、読後感は良く楽しく読めた。
読了日:6月8日 著者:いとう みく
カンナ道のむこうへ (Green Books)の感想
夢を見つけられなくていいんだろうか?ほんとうに見つかるの?見逃しちゃったりしない? 大丈夫、いいんだよ。という物語。 いろんなことに興味を持って、チャレンジしていけば、必ず引っかかってくる、というお母さんの言葉に安心する子も多いと思う。
読了日:6月3日 著者:くぼ ひでき
読書メーター
6月は今西さんの「いのちの授業」に参加する機会に恵まれ、とても考えさせられました。 質問にも丁寧に答えていただけて、とても嬉しかったです。
読書感想文の課題図書も読破できました。やれやれ。あれ?読了の登録してない本があるかも。
毎年、これがおすすめ!という見極めが難しいのですが(まぁ、個人の好みもありますしね)、『フェリックスとゼルダ』や『有松の庄九郎』が思っていたよりも読みやすくて、感想文が書けそうな気がしました。
この時期いつも思うのですが、自分でも読書感想文を書いてみようかなって。 そしたら、今年はAKB48関係のメンバーが課題図書と題して、集英社のナツイチ文庫で感想文を書くらしいですよ。 うーん。中学生ならこれをネタにして釣れそうな気がしますね。
2013年6月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:1988ページ
ナイス数:31ナイス
テルマエ・ロマエVI (ビームコミックス)の感想
とうとう完結。こうやってまとめたかぁ! 最後までお風呂ラブに満ちた作品でした。面白かったです。
読了日:6月29日 著者:ヤマザキマリ
心のおくりびと 東日本大震災 復元納棺師 ~思い出が動きだす日~ (ノンフィクション 知られざる世界)の感想
損傷の激しい遺体を、できる限りもとの状態に戻すのが復元納棺師。その技術たるやすごい。技術もすごいが、もっとすごいのは遺族に対してや遺体に対しての心づかい。 火葬する前にきれいなお顔にしてあげることで、遺族はちゃんと送ることができる。泣くことができる。生前を振り返ることができる。 やれる人がやれることを。一番大事なのは、忘れないこと。
読了日:6月25日 著者:今西 乃子
家出の日の感想
親のけんかに耐えられなくて、兄のいるリバプールに家出をする少年ジェイソン。その途中、列車の中で家出屋と名乗るジャムに出会う。 結局はジャムは家出したわけではなく、家出ごっこをしていただけだった。誰でも家出したくなることってあるんだよね。家出じゃなくても逃げ出したくなることってあるよね。というメッセージがこめられている感じ。
読了日:6月24日 著者:キース グレイ
チャーシューの月 (Green Books)の感想
養護施設の子どもたちを、小6から中1になったばかりの女の子の視点で物語られている。 彼らには何の落ち度も責任もないのに、施設で暮らすことになっている。彼らは一時帰宅できることを自慢しあっていたりするが、戻ってきたときには少なからず傷も抱えてきている。 こういう現実があるんだと突きつけられる。 施設の子たちは希望を持ちにくい、とあった。未来を描けないのだ。 だからこそその瞬間を一生懸命に選択して進むしかない。ラスト、小1の明希は大きな選択をする。それが希望につながっていることが救い。
読了日:6月23日 著者:村中 李衣,佐藤 真紀子
卒業するわたしたちの感想
13の短編集。学校の「卒業」だけではなくて、別れともいえる誰かからの「卒業」だったりするいろんな形の「卒業」でした。 冒頭の短歌を小説に展開するとこうなるんですね。ただちょっと物足りない感じもしました。書き下ろしではなく雑誌の連載を集めたものなので、そのへんはしょうがないのかな。
読了日:6月21日 著者:加藤 千恵
たいせつなことは船が教えてくれるの感想
何ヶ月も船の上で仕事している人たちとの数日をレポートして、船内の様子やその仕事を目指す人を伝えている。 仕事はくらしの一部で、どうせなら楽しく過ごしたい。「楽しむ」は、楽をしたりさぼったり大変なことを避けたりすることではない。「楽しむ」は「真剣」なのだと。 船内ではコミュニケーションが大切だし、エコな生活をしなくてはいけない。それはそのまま陸上の生活にも当てはまる。 写真もスナップだけど興味深いものが多かったし、さらっと読めて押し付けがましくはない。
読了日:6月20日 著者:藤沢 優月
4月のおはなし ドキドキ新学期 (おはなし12か月)の感想
12ヵ月分のおはなしがシリーズで出るらしい。そのうちの一冊。 天才な妹が入学してくることが心配な小3の兄。 自信を持ちなさいってよく言われるけど、どうしたら手に入れられるだろう。天才ならではの妹の言動に、丁寧に答えたり心配している兄。 ちょっと優しすぎる気もするが、こういう男の子って案外いそうだなぁ。
読了日:6月16日 著者:はやみね かおる,田中 六大
まぼろしの薬売りの感想
薬売りの時雨と供をする子どもの小雨。明治時代の初期の舞台設定で、ゆっくりとした時間を感じながらも、旅先で出会う人々との関わりに心が温かくなる。 ふたりともつらい過去を抱えているが、ぜひ続巻を出してもらって、二人のこの先や時雨の師匠のことも話してほしい。
読了日:6月15日 著者:楠 章子
わからん薬学事始2の感想
嵐先輩の入学金のために出向いた牧場での出来事や、ブランカと真赤の幼いころのいきさつなど、2年生になった草多とXクラスの同級生との「気休め丸」をめぐる対決も絡んで、3巻が待ち遠しい。
読了日:6月14日 著者:まはら 三桃
永遠に捨てない服が着たい―太陽の写真家と子どもたちのエコ革命の感想
読書感想文高学年の課題図書。実践してることはいいのだけど、文体が少しわかりにくい印象を受けました。京都議定書も少し古いかも。なぜもっとタイムリーに出版しなかったのかしら。 地球の未来は子どもの未来。それを真剣に考えている大人がいるということが、子どもにとっての目標になればいいなと思います。大人が読むと、ちょっと反省したくなるかも。。。
読了日:6月11日 著者:今関 信子
犬と人をつなぐ ドッグトレーナー宮忠臣 (ヒューマンノンフィクション)
読了日:6月11日 著者:井上こみち
かあちゃん取扱説明書 (単行本図書)の感想
口うるさいかあちゃんをロボットみたいに操れたら……。かあちゃんの取扱説明書を作り出す4年生の主人公。 トリセツ作成のため、かあちゃんをいろいろ観察しているうちに気が付かなかったことや、思い出す出来事なんかもいろいろあった。 結局はかあちゃんのほうが一枚上手だったんだけど、読後感は良く楽しく読めた。
読了日:6月8日 著者:いとう みく
カンナ道のむこうへ (Green Books)の感想
夢を見つけられなくていいんだろうか?ほんとうに見つかるの?見逃しちゃったりしない? 大丈夫、いいんだよ。という物語。 いろんなことに興味を持って、チャレンジしていけば、必ず引っかかってくる、というお母さんの言葉に安心する子も多いと思う。
読了日:6月3日 著者:くぼ ひでき
読書メーター
今月もたくさん読めました。
やはり、夜の子どもの送迎が減ったからでしょうね。時間がまとめて取りやすくなりました。
そして、新潟の学校図書館でとんでもない事件が起きました。
司書が学校が購入した本を古本屋に売りさばき、生活費にあてていたとのこと。学校側は気付かずに、後任のが司書が不明本多数を不審に思い調べて発覚したらしい。
もちろんその司書のやったことは犯罪です。しかし、そうなるまでの原因がいろいろとありそうな気もします。
大金を扱うに等しいこの仕事。正規職員であるべきだ、との意見も出てもおかしくないでしょうね。
2013年5月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:3204ページ
ナイス数:35ナイス
転校生は忍びのつかいの感想
4年生の浩太のクラスに転校生がやってきた。背が小さくて「猿」とからかわれている転校生は、実は忍者だった。 任務のため、夏休み直前に里を離れてやってきた。 近所に住んでいた浩太と転校生は登校班がいっしょなことがきっかけで、夏休みのほとんどをいっしょに過ごすようになる。いっしょに忍者の修行をしたり、忍者の任務を手伝うことに。ラストはちょっぴり切ないけど、なんだか現代でもホントに忍者がいるかもしれない気持ちになれた。
読了日:5月30日 著者:加部 鈴子
宇宙からきたかんづめの感想
スーパーで手に取った缶詰から宇宙人の声が聞こえた。これは宇宙人から聞いた5つのお話集。
読了日:5月27日 著者:佐藤 さとる
魔法がくれた時間 (ハートウォームブックス)の感想
死んでしまいそうな大好きなおじいちゃんに、ファニーがふしぎな薬を飲ませたら、おじいちゃんは元気になった。それどころか飲みすぎちゃったおじいちゃんは、どんどん若返ってしまって止まらない。 若返ったおじいいちゃんとのちょっとした冒険や、遺産を気にしてばかりいる親戚との関係など、ラストはどうなるのか気になって一気に読めました。
読了日:5月26日 著者:トビー・フォワード
嵐にいななく (児童単行本)の感想
水害にあい、引っ越してきたジャックとその隣人のマイケル。文字の読み書きが得意でないジャックは、処分寸前の馬バンと出会う。バンをペットではなく仕事をできる馬にしなければ処分されてしまう。気が難しいと思われていたバンだが、マイケルの助けを借りて、ジャックはバンと訓練をしていく。 上手くいくかと思われたが、嵐の夜にバンは再び暴れてしまう。しかしその翌日バンは村の役に立つことができた。 ラスト、マイケルとジャックの意外な関係に驚いた。しかけもある物語。
読了日:5月25日 著者:L.S. マシューズ
ハコくん (ともだちがいるよ!)の感想
小学校低学年より。ハコくんがかわいいv 役に立とうとするハコくん。ネコくんと駅長さんとのからみも○。
読了日:5月22日 著者:北川チハル
ゾウの森とポテトチップス (そうえん社写真のえほん)
読了日:5月22日 著者:横塚 眞己人
オムレツ屋へようこそ!の感想
働いている母に合わせて転校したり、2,3日あずけられたりしている小6の主人公。 今度は海外へ行くことになり、一度も行ったことのない母の実家であるオムレツ屋で生活することに。 そこの家では双子の兄弟がいて、一方は病気がち。一方は手がかからない。でもお互いに思うところはあって……。 みんないろいろ事情がある。母への反発心が爆発してしまうが、変えられない状況の中で、自分がどうするのかを決めることが大事なんだと気付いていく。 高学年課題図書。いいんではないですか?
読了日:5月21日 著者:西村 友里
ムジカの森の音楽隊の感想
音の出せない虫たちだって音楽は好き。ムジカの森にやってきた医者のコツブ先生のアドバイスで、アゲハやテントウムシたちも音楽会にでることに。 「音楽家として生まれたものだけしか音楽を奏でちゃいけないの?」というアゲハの言葉に共感するものがある。 低学年より。
読了日:5月17日 著者:さくらい ともか
教室 消えない虹 (ハートウォームブックス)の感想
小学生が抱えている様々な事情や悩み。それにスポットをあてて、担任も合わせた8人の物語。 両親の離婚やシングルマザーからくる貧困、女児誘拐事件に妹の誕生など、ホントに様々。重い内容でもあるのに、子どもには毎日学校に行き教室で仲間と過ごすサイクルが待っている。だからこそ耐えられることもある。 決して楽しい内容ではないが、こういう物語が心に寄り添うこともあると思う。
読了日:5月15日 著者:真田コジマ
たたみの部屋の写真展の感想
「竜の座卓」と同じ作者と知って納得。老人を子どもが見つめる描写にとても優しさだけではないホントっぽさがあると思う。 ちょっとラストが急展開になったけど、いい終わり方になって心が温かくなった。
読了日:5月13日 著者:朝比奈 蓉子
わからん薬学事始1の感想
'13年読書感想文、中学の課題図書。 こういう続きものの1巻が選定されるのって珍しいような気がします。 秘薬を伝え作り続けている8代目で初めての男子継承者である主人公が、言い伝えを守って東京に出て更なる秘薬を作ることに。 東京の特殊な高校になじむのも大変。自分の特殊な能力にも気付き、2巻へと続いていく。 ちょっと楽しみになってきた。
読了日:5月13日 著者:まはら 三桃
とっておきの標語 (とっておきのどうわ)の感想
とっておきシリーズ。今回は標語の作るコツというよりも、作る過程を物語にした形になっている。純粋に物語としておもしろい。
読了日:5月12日 著者:村上 しいこ
ぼくたちのサマーの感想
かつて飼い犬を自由にさせて(放して)そのままにしてしまった主人公。 親友の家で盲導犬のリタイヤ犬を飼っていることを知り、かつての飼犬サマーのことを思い出す。親友との上手くいかなくなった関係や、特別養護老人ホームを慰問する犬たちとの出会い。そして慰問犬を世話している人の過去にも触れることになり、主人公共々いろいろな問題に対して考えさせられた。 「じっちゃ先生とふたつの花」と登場人物がリンクしているそうです。
読了日:5月12日 著者:本田 有明
ジャングル村は ちぎれた てがみで 大さわぎ! (ことばって、たのしいな!)の感想
低学年向けの物語。ちょっと読みにくさを感じてしまった。話し言葉がそのまま平仮名で文章になる(助詞の省略が多い)と、意味を理解するのにちょっと苦労した箇所が何点かありました。 子どもが読んだらどうなんだろう?大人が読んだ印象なのかもしれません。
読了日:5月11日 著者:赤羽 じゅんこ
ボニンアイランドの夏―ふたつの国の間でゆれた小笠原の感想
世界遺産に登録された小笠原諸島。その歴史のことはほとんど知らなかった。限りなく実話に近いフィクション。 沖縄同様に、アメリカの占領下におかれていた時代のことや、そのときの住人の苦労など。 自然環境にばかり目がいきがちですが、こうした時代も知ることは大事。
読了日:5月11日 著者:佐藤 真澄
自分を動かす言葉 (ベスト新書)の感想
自分は下手だから、ただひたすらどうしたら上手くなれるかを考えて実践した。という中澤さん。 プロがプロであり続けるために何が必要か。言葉によって支えられたことは多い、と言う。「できるかできないかじゃない。やるかやらないかだ。」という言葉が印象的でした。
読了日:5月8日 著者:中澤 佑ニ
ときどき杉山さんがの感想
小3の主人公のところに、ある日「杉山さん」がやってきた。杉山さんは手のひらにのるくらい小さくて、困っている子どもを助けてくれる人らしい。 小3のりょうクンが友だちのこと、鉄棒のことなど相談にのってもらい助けてもらう。 でもいつも一緒に遊ぶヤンちゃんは、お母さんもいなくて学校にも行ってなくて、自分よりもすっと困っている。りょうクンは杉山さんにヤンちゃんを助けてあげてとお願いする。 そっけない態度のようだけど、杉山さんがいてくれたらきっと心強いだろうな。ラチとライオンを思い出しました。 中学年から。
読了日:5月7日 著者:おおむろ ときこ
ぼくのプールサイド (ティーンズ文学館)の感想
知らない間に誰かを傷つけていたら……。そのことを後になって気付いてしまったら。 やってしまったことは取り返しがきかないけど、そのことにどう向き合うのか。 自分ではない人がもしもその状態になったとき、その人がどんなに苦しかったかを思いやれるか、どう寄り添ってあげることができるか。そんなことを考えさせられる物語。小5の少年が4歳の時に海に落ちたことが原因で、父の足は少し不自由になってしまった。そのことをずっと忘れていた少年。そのことをずっと口に出さないまでも責める気持ちだった姉。少年の成長物語ともいえる。
読了日:5月6日 著者:今井 恭子
夜の小学校での感想
挿絵がいい。小学校の夜警の仕事をすることになった主人公が、時々出会ったふしぎな出来事。短編だからさらっと読める。挿絵のおかげでイメージもしやすい。これならちょっと読める中学年でもいけそう。図書室の本当の姿にはちょっと感動。本の数だけ扉があって、タイトルの書かれたプレートが扉にかかっている。もちろんその中には登場人物がいる。 主人公はいろいろな仕事をしてきていたのだけど、それは絵本や物語を書く力になるんですね、と言ってくれたアライグマ。 そして「夜の小学校で」はこの先、書くことになる物語のタイトルだった。
読了日:5月4日 著者:岡田 淳
雨あがりのメデジン (鈴木出版の海外児童文学 この地球を生きる子どもたち)の感想
コロンビアの都市メデジン。ふたりの少年の生活環境は厳しい。どろぼうして金を得ようとした少年は、図書館の本を持ち出して売って、父から言われた酒を買う。金は自分でなんとかしろと言う父。酒を買って帰らねば、家には入れてもらえないから盗むしかない、と少年は考えたのだ。 図書館では手続きせずに持ち出そうとするとブザーがなるはずだと同級生から警告される。なぜ持ち出せたのか?司書のマールさんがふたりを信じて見守っていた。そして本を手渡す。その本がきっかけで、ふたりは違う人生を歩むかもしれないと予感させるラストだった。
読了日:5月2日 著者:アルフレッド ゴメス=セルダ
はるかなるアフガニスタン (講談社文学の扉)の感想
落第を免れるために始めた見知らぬ異国の友との文通。それは思いのほか、自分の住んでいる場所を見つめなおすことにもなった。 アメリカとアフガニスタンの関係についても考えさせられる。
読了日:5月2日 著者:アンドリュー・クレメンツ
読書メーター
やはり、夜の子どもの送迎が減ったからでしょうね。時間がまとめて取りやすくなりました。
そして、新潟の学校図書館でとんでもない事件が起きました。
司書が学校が購入した本を古本屋に売りさばき、生活費にあてていたとのこと。学校側は気付かずに、後任のが司書が不明本多数を不審に思い調べて発覚したらしい。
もちろんその司書のやったことは犯罪です。しかし、そうなるまでの原因がいろいろとありそうな気もします。
大金を扱うに等しいこの仕事。正規職員であるべきだ、との意見も出てもおかしくないでしょうね。
2013年5月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:3204ページ
ナイス数:35ナイス
転校生は忍びのつかいの感想
4年生の浩太のクラスに転校生がやってきた。背が小さくて「猿」とからかわれている転校生は、実は忍者だった。 任務のため、夏休み直前に里を離れてやってきた。 近所に住んでいた浩太と転校生は登校班がいっしょなことがきっかけで、夏休みのほとんどをいっしょに過ごすようになる。いっしょに忍者の修行をしたり、忍者の任務を手伝うことに。ラストはちょっぴり切ないけど、なんだか現代でもホントに忍者がいるかもしれない気持ちになれた。
読了日:5月30日 著者:加部 鈴子
宇宙からきたかんづめの感想
スーパーで手に取った缶詰から宇宙人の声が聞こえた。これは宇宙人から聞いた5つのお話集。
読了日:5月27日 著者:佐藤 さとる
魔法がくれた時間 (ハートウォームブックス)の感想
死んでしまいそうな大好きなおじいちゃんに、ファニーがふしぎな薬を飲ませたら、おじいちゃんは元気になった。それどころか飲みすぎちゃったおじいちゃんは、どんどん若返ってしまって止まらない。 若返ったおじいいちゃんとのちょっとした冒険や、遺産を気にしてばかりいる親戚との関係など、ラストはどうなるのか気になって一気に読めました。
読了日:5月26日 著者:トビー・フォワード
嵐にいななく (児童単行本)の感想
水害にあい、引っ越してきたジャックとその隣人のマイケル。文字の読み書きが得意でないジャックは、処分寸前の馬バンと出会う。バンをペットではなく仕事をできる馬にしなければ処分されてしまう。気が難しいと思われていたバンだが、マイケルの助けを借りて、ジャックはバンと訓練をしていく。 上手くいくかと思われたが、嵐の夜にバンは再び暴れてしまう。しかしその翌日バンは村の役に立つことができた。 ラスト、マイケルとジャックの意外な関係に驚いた。しかけもある物語。
読了日:5月25日 著者:L.S. マシューズ
ハコくん (ともだちがいるよ!)の感想
小学校低学年より。ハコくんがかわいいv 役に立とうとするハコくん。ネコくんと駅長さんとのからみも○。
読了日:5月22日 著者:北川チハル
ゾウの森とポテトチップス (そうえん社写真のえほん)
読了日:5月22日 著者:横塚 眞己人
オムレツ屋へようこそ!の感想
働いている母に合わせて転校したり、2,3日あずけられたりしている小6の主人公。 今度は海外へ行くことになり、一度も行ったことのない母の実家であるオムレツ屋で生活することに。 そこの家では双子の兄弟がいて、一方は病気がち。一方は手がかからない。でもお互いに思うところはあって……。 みんないろいろ事情がある。母への反発心が爆発してしまうが、変えられない状況の中で、自分がどうするのかを決めることが大事なんだと気付いていく。 高学年課題図書。いいんではないですか?
読了日:5月21日 著者:西村 友里
ムジカの森の音楽隊の感想
音の出せない虫たちだって音楽は好き。ムジカの森にやってきた医者のコツブ先生のアドバイスで、アゲハやテントウムシたちも音楽会にでることに。 「音楽家として生まれたものだけしか音楽を奏でちゃいけないの?」というアゲハの言葉に共感するものがある。 低学年より。
読了日:5月17日 著者:さくらい ともか
教室 消えない虹 (ハートウォームブックス)の感想
小学生が抱えている様々な事情や悩み。それにスポットをあてて、担任も合わせた8人の物語。 両親の離婚やシングルマザーからくる貧困、女児誘拐事件に妹の誕生など、ホントに様々。重い内容でもあるのに、子どもには毎日学校に行き教室で仲間と過ごすサイクルが待っている。だからこそ耐えられることもある。 決して楽しい内容ではないが、こういう物語が心に寄り添うこともあると思う。
読了日:5月15日 著者:真田コジマ
たたみの部屋の写真展の感想
「竜の座卓」と同じ作者と知って納得。老人を子どもが見つめる描写にとても優しさだけではないホントっぽさがあると思う。 ちょっとラストが急展開になったけど、いい終わり方になって心が温かくなった。
読了日:5月13日 著者:朝比奈 蓉子
わからん薬学事始1の感想
'13年読書感想文、中学の課題図書。 こういう続きものの1巻が選定されるのって珍しいような気がします。 秘薬を伝え作り続けている8代目で初めての男子継承者である主人公が、言い伝えを守って東京に出て更なる秘薬を作ることに。 東京の特殊な高校になじむのも大変。自分の特殊な能力にも気付き、2巻へと続いていく。 ちょっと楽しみになってきた。
読了日:5月13日 著者:まはら 三桃
とっておきの標語 (とっておきのどうわ)の感想
とっておきシリーズ。今回は標語の作るコツというよりも、作る過程を物語にした形になっている。純粋に物語としておもしろい。
読了日:5月12日 著者:村上 しいこ
ぼくたちのサマーの感想
かつて飼い犬を自由にさせて(放して)そのままにしてしまった主人公。 親友の家で盲導犬のリタイヤ犬を飼っていることを知り、かつての飼犬サマーのことを思い出す。親友との上手くいかなくなった関係や、特別養護老人ホームを慰問する犬たちとの出会い。そして慰問犬を世話している人の過去にも触れることになり、主人公共々いろいろな問題に対して考えさせられた。 「じっちゃ先生とふたつの花」と登場人物がリンクしているそうです。
読了日:5月12日 著者:本田 有明
ジャングル村は ちぎれた てがみで 大さわぎ! (ことばって、たのしいな!)の感想
低学年向けの物語。ちょっと読みにくさを感じてしまった。話し言葉がそのまま平仮名で文章になる(助詞の省略が多い)と、意味を理解するのにちょっと苦労した箇所が何点かありました。 子どもが読んだらどうなんだろう?大人が読んだ印象なのかもしれません。
読了日:5月11日 著者:赤羽 じゅんこ
ボニンアイランドの夏―ふたつの国の間でゆれた小笠原の感想
世界遺産に登録された小笠原諸島。その歴史のことはほとんど知らなかった。限りなく実話に近いフィクション。 沖縄同様に、アメリカの占領下におかれていた時代のことや、そのときの住人の苦労など。 自然環境にばかり目がいきがちですが、こうした時代も知ることは大事。
読了日:5月11日 著者:佐藤 真澄
自分を動かす言葉 (ベスト新書)の感想
自分は下手だから、ただひたすらどうしたら上手くなれるかを考えて実践した。という中澤さん。 プロがプロであり続けるために何が必要か。言葉によって支えられたことは多い、と言う。「できるかできないかじゃない。やるかやらないかだ。」という言葉が印象的でした。
読了日:5月8日 著者:中澤 佑ニ
ときどき杉山さんがの感想
小3の主人公のところに、ある日「杉山さん」がやってきた。杉山さんは手のひらにのるくらい小さくて、困っている子どもを助けてくれる人らしい。 小3のりょうクンが友だちのこと、鉄棒のことなど相談にのってもらい助けてもらう。 でもいつも一緒に遊ぶヤンちゃんは、お母さんもいなくて学校にも行ってなくて、自分よりもすっと困っている。りょうクンは杉山さんにヤンちゃんを助けてあげてとお願いする。 そっけない態度のようだけど、杉山さんがいてくれたらきっと心強いだろうな。ラチとライオンを思い出しました。 中学年から。
読了日:5月7日 著者:おおむろ ときこ
ぼくのプールサイド (ティーンズ文学館)の感想
知らない間に誰かを傷つけていたら……。そのことを後になって気付いてしまったら。 やってしまったことは取り返しがきかないけど、そのことにどう向き合うのか。 自分ではない人がもしもその状態になったとき、その人がどんなに苦しかったかを思いやれるか、どう寄り添ってあげることができるか。そんなことを考えさせられる物語。小5の少年が4歳の時に海に落ちたことが原因で、父の足は少し不自由になってしまった。そのことをずっと忘れていた少年。そのことをずっと口に出さないまでも責める気持ちだった姉。少年の成長物語ともいえる。
読了日:5月6日 著者:今井 恭子
夜の小学校での感想
挿絵がいい。小学校の夜警の仕事をすることになった主人公が、時々出会ったふしぎな出来事。短編だからさらっと読める。挿絵のおかげでイメージもしやすい。これならちょっと読める中学年でもいけそう。図書室の本当の姿にはちょっと感動。本の数だけ扉があって、タイトルの書かれたプレートが扉にかかっている。もちろんその中には登場人物がいる。 主人公はいろいろな仕事をしてきていたのだけど、それは絵本や物語を書く力になるんですね、と言ってくれたアライグマ。 そして「夜の小学校で」はこの先、書くことになる物語のタイトルだった。
読了日:5月4日 著者:岡田 淳
雨あがりのメデジン (鈴木出版の海外児童文学 この地球を生きる子どもたち)の感想
コロンビアの都市メデジン。ふたりの少年の生活環境は厳しい。どろぼうして金を得ようとした少年は、図書館の本を持ち出して売って、父から言われた酒を買う。金は自分でなんとかしろと言う父。酒を買って帰らねば、家には入れてもらえないから盗むしかない、と少年は考えたのだ。 図書館では手続きせずに持ち出そうとするとブザーがなるはずだと同級生から警告される。なぜ持ち出せたのか?司書のマールさんがふたりを信じて見守っていた。そして本を手渡す。その本がきっかけで、ふたりは違う人生を歩むかもしれないと予感させるラストだった。
読了日:5月2日 著者:アルフレッド ゴメス=セルダ
はるかなるアフガニスタン (講談社文学の扉)の感想
落第を免れるために始めた見知らぬ異国の友との文通。それは思いのほか、自分の住んでいる場所を見つめなおすことにもなった。 アメリカとアフガニスタンの関係についても考えさせられる。
読了日:5月2日 著者:アンドリュー・クレメンツ
読書メーター
小学校2校と中学校1校を担当しています。同じ中学校区の小学校なので、今年の中1は去年は小学校で会っている子たちなのです。
先日、中1年生に図書館オリエンテーションをしたのですが、多くの子が「あれ?司書さん?」と気付いてくれました。かわいいですv嬉しいですv
その中に、小学校の時に「どうやったら司書になれますか?」と聞いてきた子がいました。オリエンテーションが終ってから、昼休みにはお話できますか?と聞いてきた。なんてかわいいんだ!「もちろん。」と返事をしたら、その後、私が勤務している曜日をねらっては、昼休みに来てくれている。 あれこれと司書の仕事のことを質問してくれる。
「いい仕事しなきゃなぁ」と気が引き締まります。
先日、中1年生に図書館オリエンテーションをしたのですが、多くの子が「あれ?司書さん?」と気付いてくれました。かわいいですv嬉しいですv
その中に、小学校の時に「どうやったら司書になれますか?」と聞いてきた子がいました。オリエンテーションが終ってから、昼休みにはお話できますか?と聞いてきた。なんてかわいいんだ!「もちろん。」と返事をしたら、その後、私が勤務している曜日をねらっては、昼休みに来てくれている。 あれこれと司書の仕事のことを質問してくれる。
「いい仕事しなきゃなぁ」と気が引き締まります。
映画「図書館戦争」を見てきた。冒頭から涙ぐんでいた私。
自分も「図書館の自由に関する宣言」に感動して司書の資格を取る決心をしたひとりであったことを思い出した。
日々の業務におわれていると、つい忘れてしまいがちだった。
「図書館戦争」はSFではあるが、心意気は学校図書館といえど、とても近い。改めて「図書館の自由に関する宣言」と「図書館員の倫理網領」を読み返した。
そうだった、そうだった。仕事がんばろっ!
自分も「図書館の自由に関する宣言」に感動して司書の資格を取る決心をしたひとりであったことを思い出した。
日々の業務におわれていると、つい忘れてしまいがちだった。
「図書館戦争」はSFではあるが、心意気は学校図書館といえど、とても近い。改めて「図書館の自由に関する宣言」と「図書館員の倫理網領」を読み返した。
そうだった、そうだった。仕事がんばろっ!
今月はよく読んだ。
新記録じゃね? と自分でも疑ってしまうほど。
これをいかに子どもたちに還元していくか。 選書の時期でもあるので、ぜひ活かしていきたいです。
2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:2666ページ
ナイス数:27ナイス
犬のことばが聞こえたらの感想
お父さんが家を出て行ってしまって、お母さんは犬を4匹引きとることに。4歳の妹やおじいちゃんおばあちゃんは犬の言葉が聞こえるみたい。お父さんのことでお母さんに勇気を出して話したら、主人公の男の子にも聞こえるようになった。 お母さんには赤ちゃんができていたり、お父さんが戻ってきてからもギクシャクしたりするけど、勇気をもって聞いたり話したりするうちに、だんだんと円満になっていく。 もちろん犬からの進言がきっかけとなっているんだけどね。
読了日:4月29日 著者:パトリシア・マクラクラン
やすしのすしや (文研ブックランド)の感想
回転寿司かカウンターのすし屋か。それぞれ良いところがあるんだね。 お寿司が大好きな少年やすしと、商店街にあるすし屋の同級生、寿司好きなおじいちゃん。 ケガで入院したおじいちゃんのために、自分で巻き寿司を作ることになったやすし。少年と寿司をめぐる物語。
読了日:4月28日 著者:新井 けいこ
フェリックスとゼルダの感想
ユダヤ人である10歳の少年が、生きているはずと思っている両親を探すために孤児院を抜け出す。想像力豊かな少年は、残酷な現実を悲しいくらいにポジティブにとらえ、その体験を乗り越えていく。しかし現実は少年をどんどん追い詰めていき、旅の途中で出会った少女ゼルダとともにナチスに捕まってしまう。 ラスト、少年とゼルダはナチスから逃れることができたのだが、どうもこの物語には続編があるらしい。ぜひ翻訳して欲しい。
読了日:4月28日 著者:モーリス グライツマン
パンプキン! 模擬原爆の夏の感想
第二次世界大戦のヒロシマ・ナガサキへの原爆投下。その前に練習用として模擬原爆が日本の各地に投下されていた。 いとこの助けを借りながら、自由研究のテーマにして調べるうちに、原爆は日本以外に落とされる可能性もあったことを知ったり、戦争はどうして起きるのか、など、独自の疑問を抱くようになる。
読了日:4月25日 著者:令丈 ヒロ子,宮尾 和孝
願いのかなうまがり角 (岡田淳の本―ファンタジーの森で)の感想
どこまでホントかわからない? おじいちゃんのお話はとってもおもしろい。短編の形で昔おじいちゃんが経験したことを関西弁でしゃべっていく。 読書感想画によさそう。小学校中学年くらいから。
読了日:4月23日 著者:岡田 淳
希望への扉 リロダの感想
タイの難民キャンプにできた図書館(リロダ)の話。 主人公はミャンマーから逃げてきたカレン族の少女。家族で暮らしていたのに、村が襲撃されて祖父母と別れてタイへ逃げる。数年後、難民キャンプで仕事を探す少女の目にとまったのは図書館職員の募集だった。 開館までの苦労や災害からの再開など。人びとに希望を与える役を担う図書館の存在は、どの国でも同じなのだと気付かされる。
読了日:4月22日 著者:渡辺 有理子
くりぃむパンの感想
'13年読書感想文小学校中学年の課題図書。YAではよく見かけていた濱野さんの作品。小学生向けも読みやすかったです。 たくさんの登場人物のそれぞれの気持ちや立場をうまく物語に組み込んでいて、感情移入しやすかったです。ちょっとホロリでした。
読了日:4月21日 著者:濱野 京子
ジャコのお菓子な学校 (文研じゅべにーる)の感想
お菓子が大好きな男の子が、お菓子を作るために苦手な読み書きや計算を習得しつつ、失敗や妨害に打ち勝っていく。おじいちゃんの励ましやお母さんの支えがあってこその物語だけど、いい大人がいる安心感もある。
読了日:4月19日 著者:ラッシェル オスファテール
有松の庄九郎の感想
H25年度の小学校高学年の読書感想文課題図書。尾張の有松絞りが生まれるまでが描かれている。貧困に苦しむ農民が、開拓精神で移住した先での苦労や希望を失わずに続けた努力。 読みやすくて感想も書きやすいかも。
読了日:4月17日 著者:中川 なをみ
雲じゃらしの時間の感想
詩を書く宿題に、転校していった友だちのことを書くことにしたサム。内緒の親友。どうしてかくしたりしていたのだろう。どうしてあんな態度をとってしまったんだろう。告白のようなサムの長い詩が、そのまま物語となって一冊にまとまった。 小学校高学年から中学生でもいいい。
読了日:4月16日 著者:マロリー ブラックマン
ふしぎなイヌと ぼくのひみつの感想
自分よりも背が大きくていばってばかりいる弟なんかいなくなればいい、と言ってしまった小2のひろき。公園でイヌの声が聞こえてきて弟をやっつけてあげると言われた。 動物の物語というよりは兄弟の物語かも。小学校低学年用。
読了日:4月16日 著者:くさの たき
ぼくは、いつでもぼくだった。 (くもんの児童文学)
読了日:4月16日 著者:いっこく堂
犬たちをおくる日―この命、灰になるために生まれてきたんじゃない (ノンフィクション 知られざる世界)の感想
私自身も譲渡説明会に行ったことがあります。でも作業場とは会場が違ったので、実際がどんな様子かは知りませんでした。チラッと耳にはしていたのですが。。。 犬が好きだから飼わないという選択がある。とても大事なことだと思いました。
読了日:4月15日 著者:今西 乃子,浜田 一男
Because I am a Girl――わたしは女の子だからの感想
女の子だからという理由で差別や虐待されている子が世界にはこんなにいたのか!と、驚愕する。 知らないでいることは幸せなのか?罪なのか?と自問してしまう。 地球上に確かに存在するこの事実を、たぶん私たちは知っていなくてはいけないのだろうと思う。
読了日:4月14日 著者:ジョアン・ハリス,ティム・ブッチャー,デボラ・モガー,キャシー・レット,グオ・シャオルー,マリー・フィリップス,アーヴィン・ウェルシュ
くろくまレストランのひみつの感想
みんなに怖がられているくろくまさんがレストランを開店させます。しかしちっともお客が来てくれません。そこでしろやぎさんのもりの図書館に行って、あごひげ館長に役に立つ本を探し出してもらいます。 その本にはレストランに必要なことがたくさん書かれていました。(ここからネタバレ)くろくまさんが子どものころに失ってしまった家族のことや、この本の著者がひいおじいさんだったりと、後半はただのもりのレストランの話ではなくなって、ちょっと感動しました。
読了日:4月13日 著者:小手鞠 るい
ハンナの学校 (文研ブックランド)の感想
ハンナは目が見えないことを理由に、学校に行かせてもらえなかったり新しい服を作ってもらえなかったりしていた。 しかし新しい学校の先生の働きかけにより、ハンナの両親はだんだんとハンナを自立させることの必要性を感じていく。 決してハンナをのけものにするのではなく、大切な子と思っていたから自分たちの考えを変えられたのだと思う。 先生もステキだけど、両親も兄妹もステキ。 ハンナよかったね。
読了日:4月9日 著者:グロリア ウィーラン
だいじょうぶ3組の感想
オンリーワンになるためにナンバーワンを目指す努力が必要な時期がある。今の自分と向き合うことの大切さ、自由には責任が伴う、といったことを5年生の子どもたちに上手く伝えているなぁと思いました。 もちろんそこには先生の苦悩や努力があったればこそ、ですけどね。
読了日:4月8日 著者:乙武 洋匡
吉田麻也 (オリンピックのアスリートたち)
読了日:4月4日 著者:本郷 陽二
読書メーター
新記録じゃね? と自分でも疑ってしまうほど。
これをいかに子どもたちに還元していくか。 選書の時期でもあるので、ぜひ活かしていきたいです。
2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:2666ページ
ナイス数:27ナイス
犬のことばが聞こえたらの感想
お父さんが家を出て行ってしまって、お母さんは犬を4匹引きとることに。4歳の妹やおじいちゃんおばあちゃんは犬の言葉が聞こえるみたい。お父さんのことでお母さんに勇気を出して話したら、主人公の男の子にも聞こえるようになった。 お母さんには赤ちゃんができていたり、お父さんが戻ってきてからもギクシャクしたりするけど、勇気をもって聞いたり話したりするうちに、だんだんと円満になっていく。 もちろん犬からの進言がきっかけとなっているんだけどね。
読了日:4月29日 著者:パトリシア・マクラクラン
やすしのすしや (文研ブックランド)の感想
回転寿司かカウンターのすし屋か。それぞれ良いところがあるんだね。 お寿司が大好きな少年やすしと、商店街にあるすし屋の同級生、寿司好きなおじいちゃん。 ケガで入院したおじいちゃんのために、自分で巻き寿司を作ることになったやすし。少年と寿司をめぐる物語。
読了日:4月28日 著者:新井 けいこ
フェリックスとゼルダの感想
ユダヤ人である10歳の少年が、生きているはずと思っている両親を探すために孤児院を抜け出す。想像力豊かな少年は、残酷な現実を悲しいくらいにポジティブにとらえ、その体験を乗り越えていく。しかし現実は少年をどんどん追い詰めていき、旅の途中で出会った少女ゼルダとともにナチスに捕まってしまう。 ラスト、少年とゼルダはナチスから逃れることができたのだが、どうもこの物語には続編があるらしい。ぜひ翻訳して欲しい。
読了日:4月28日 著者:モーリス グライツマン
パンプキン! 模擬原爆の夏の感想
第二次世界大戦のヒロシマ・ナガサキへの原爆投下。その前に練習用として模擬原爆が日本の各地に投下されていた。 いとこの助けを借りながら、自由研究のテーマにして調べるうちに、原爆は日本以外に落とされる可能性もあったことを知ったり、戦争はどうして起きるのか、など、独自の疑問を抱くようになる。
読了日:4月25日 著者:令丈 ヒロ子,宮尾 和孝
願いのかなうまがり角 (岡田淳の本―ファンタジーの森で)の感想
どこまでホントかわからない? おじいちゃんのお話はとってもおもしろい。短編の形で昔おじいちゃんが経験したことを関西弁でしゃべっていく。 読書感想画によさそう。小学校中学年くらいから。
読了日:4月23日 著者:岡田 淳
希望への扉 リロダの感想
タイの難民キャンプにできた図書館(リロダ)の話。 主人公はミャンマーから逃げてきたカレン族の少女。家族で暮らしていたのに、村が襲撃されて祖父母と別れてタイへ逃げる。数年後、難民キャンプで仕事を探す少女の目にとまったのは図書館職員の募集だった。 開館までの苦労や災害からの再開など。人びとに希望を与える役を担う図書館の存在は、どの国でも同じなのだと気付かされる。
読了日:4月22日 著者:渡辺 有理子
くりぃむパンの感想
'13年読書感想文小学校中学年の課題図書。YAではよく見かけていた濱野さんの作品。小学生向けも読みやすかったです。 たくさんの登場人物のそれぞれの気持ちや立場をうまく物語に組み込んでいて、感情移入しやすかったです。ちょっとホロリでした。
読了日:4月21日 著者:濱野 京子
ジャコのお菓子な学校 (文研じゅべにーる)の感想
お菓子が大好きな男の子が、お菓子を作るために苦手な読み書きや計算を習得しつつ、失敗や妨害に打ち勝っていく。おじいちゃんの励ましやお母さんの支えがあってこその物語だけど、いい大人がいる安心感もある。
読了日:4月19日 著者:ラッシェル オスファテール
有松の庄九郎の感想
H25年度の小学校高学年の読書感想文課題図書。尾張の有松絞りが生まれるまでが描かれている。貧困に苦しむ農民が、開拓精神で移住した先での苦労や希望を失わずに続けた努力。 読みやすくて感想も書きやすいかも。
読了日:4月17日 著者:中川 なをみ
雲じゃらしの時間の感想
詩を書く宿題に、転校していった友だちのことを書くことにしたサム。内緒の親友。どうしてかくしたりしていたのだろう。どうしてあんな態度をとってしまったんだろう。告白のようなサムの長い詩が、そのまま物語となって一冊にまとまった。 小学校高学年から中学生でもいいい。
読了日:4月16日 著者:マロリー ブラックマン
ふしぎなイヌと ぼくのひみつの感想
自分よりも背が大きくていばってばかりいる弟なんかいなくなればいい、と言ってしまった小2のひろき。公園でイヌの声が聞こえてきて弟をやっつけてあげると言われた。 動物の物語というよりは兄弟の物語かも。小学校低学年用。
読了日:4月16日 著者:くさの たき
ぼくは、いつでもぼくだった。 (くもんの児童文学)
読了日:4月16日 著者:いっこく堂
犬たちをおくる日―この命、灰になるために生まれてきたんじゃない (ノンフィクション 知られざる世界)の感想
私自身も譲渡説明会に行ったことがあります。でも作業場とは会場が違ったので、実際がどんな様子かは知りませんでした。チラッと耳にはしていたのですが。。。 犬が好きだから飼わないという選択がある。とても大事なことだと思いました。
読了日:4月15日 著者:今西 乃子,浜田 一男
Because I am a Girl――わたしは女の子だからの感想
女の子だからという理由で差別や虐待されている子が世界にはこんなにいたのか!と、驚愕する。 知らないでいることは幸せなのか?罪なのか?と自問してしまう。 地球上に確かに存在するこの事実を、たぶん私たちは知っていなくてはいけないのだろうと思う。
読了日:4月14日 著者:ジョアン・ハリス,ティム・ブッチャー,デボラ・モガー,キャシー・レット,グオ・シャオルー,マリー・フィリップス,アーヴィン・ウェルシュ
くろくまレストランのひみつの感想
みんなに怖がられているくろくまさんがレストランを開店させます。しかしちっともお客が来てくれません。そこでしろやぎさんのもりの図書館に行って、あごひげ館長に役に立つ本を探し出してもらいます。 その本にはレストランに必要なことがたくさん書かれていました。(ここからネタバレ)くろくまさんが子どものころに失ってしまった家族のことや、この本の著者がひいおじいさんだったりと、後半はただのもりのレストランの話ではなくなって、ちょっと感動しました。
読了日:4月13日 著者:小手鞠 るい
ハンナの学校 (文研ブックランド)の感想
ハンナは目が見えないことを理由に、学校に行かせてもらえなかったり新しい服を作ってもらえなかったりしていた。 しかし新しい学校の先生の働きかけにより、ハンナの両親はだんだんとハンナを自立させることの必要性を感じていく。 決してハンナをのけものにするのではなく、大切な子と思っていたから自分たちの考えを変えられたのだと思う。 先生もステキだけど、両親も兄妹もステキ。 ハンナよかったね。
読了日:4月9日 著者:グロリア ウィーラン
だいじょうぶ3組の感想
オンリーワンになるためにナンバーワンを目指す努力が必要な時期がある。今の自分と向き合うことの大切さ、自由には責任が伴う、といったことを5年生の子どもたちに上手く伝えているなぁと思いました。 もちろんそこには先生の苦悩や努力があったればこそ、ですけどね。
読了日:4月8日 著者:乙武 洋匡
吉田麻也 (オリンピックのアスリートたち)
読了日:4月4日 著者:本郷 陽二
読書メーター
今年度の読書感想文課題図書が発表されてましたね。こちら
なんと今年は読んでいない本ばかりでした。
たまたま予約していたものもあったり、いま手元に借りていたりしたものもあったのはラッキーですが、これから読破しなくては・・・。
なんと今年は読んでいない本ばかりでした。
たまたま予約していたものもあったり、いま手元に借りていたりしたものもあったのはラッキーですが、これから読破しなくては・・・。
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プロフィール
HN:
鈴川
性別:
非公開
職業:
学校図書館司書
自己紹介:
現在、中学校1校と小学校2校を担当。
専任・専門・正規の学校図書館を目指そう!
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