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  学校図書館司書のつぶやきと活動記録
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 新年から更新が停滞していました。
 研修の準備やら、祖母が亡くなったりやらで、バタバタと日々過ぎて行ってました。

 2月の初旬に研修があります。県内の学校司書に声をかけて、50人くらいの予定で現状報告と交流会を計画しているそうで、それに私たちも参加します。
 私の市からは、私の担当している学校の中の1校にスポットを当てて報告します。以前は学校司書が専任だったのに、今は巡回校になってしまっている学校です。
 こんなにできなくなっちゃった、という悲しい報告になります。やっぱり専任でなくちゃ! という流れになる予定なのですが……。
 都合で前任者に発表をお願いして、私は資料作成をしています。
 作っていても、なんだか気が重い発表になりそうな予感デス。(T_T)
 
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 明けましておめでとうございます
 あっと言う間に平成20年が終わってしまいました。
 今年こそ、今年こそは! と毎年思っていることがあるのですが、なかなか実現できません。
 だからこそ、もう一度。今年こそ!!

 ↓こんなご挨拶のページを作りました。
http://air.konjiki.jp/2009/2009.html
 よかったらのぞいてみて下さい。


 ではでは。今年も頑張りましょう!
 あ。12月の読書記録はまた今度v
 何事も経験。司書の読書はそのまま経験となる。

 最近、私の読書は冊数ばかりに目がいっていて、内容の把握に気がまわっていなかったように思う。
 もちろん司書にとって読書は必須だけれど、読後に「どの子にこの本を読ませたいだろう」とか「この本をキーにしてこんなトークを展開したい」などという気持ちが抜けていた。 とにかく冊数、みたいな気持ちだった。(反省)

 その1冊が運命の出会いになるかもしれない。
 その1冊でしか伝えられない何かがあるかもしれない。

 大事に読んで、そして記憶していきたい。


 来年も頑張ります。
 そのためにこの仕事を選んだのだから。

 ここのところ、自分の読みたい本ばっかり読んでます。今の私は学校司書ではないかも。(汗)
 とはいうものの、やはり「この本は中学にだったら置けるかな」などと考えたりして読んでました。一応司書魂は残してました。よかったデス。

 なぜ読むのか。

 「なんかいい本ない?」と聞かれた時に、自信をもって薦めるため。
 だから新しい本や毎年の課題図書はもちろん、学校に所蔵している本も読むように頑張ります。

 薦めた本が「よかったよ」「おもしろかった」と言われるととても嬉しい。
 「いまいち……」という反応でも、反応が聞けるだけでも嬉しい。
 趣味が合う子だとなおさら。
 心に残るものを紹介していきたいものですね。
 二学期制になり、年内もギリギリまで授業や給食があるという学校が多いです。
 しかし、やはり校内は大掃除やら学年集会やら懇談会やら、特別な雰囲気があります。図書館としては休み前の特別貸出をやったりやらなかったりと、それぞれの学校によってやり方はいろいろです。
 休み前にはこれとこれと……。いろいろ片付けもできたようなできなかったような……。
 なんだかはっきりしないですが、とりあえず年内の勤務は終わってしまいました。

 来年になると、廃棄本の本格的な選定が待っています。捨てるのが苦手な私。がんばります。
 本日、なんとか6年生対象の「戦争について調べる本の紹介」を終えました。
 1限後の放課にようやく先生とお話ができました。で、本番は3限。
 試験直前の生徒のように、一夜漬けならぬ一時間漬けでシナリオを組み立てました(泣)。

 ・本をどう使うか(ポプラディア、目次、索引について)
 ・それぞれの本の特徴(クイズ方式の本、新聞タイプの編集、事典タイプの本など)
 ・コラムの紹介(動物も戦争へ など)
 ・歴史的な資料のほか、知っていて欲しい本の紹介
  「戦場の犬たち」「原爆の絵」「たった一発の爆弾がヒロシマ20万人、ナガサキ10万人が死んだ」「永井隆 平和を祈り愛に生きた医師」「日本にも戦争があった」
 ・今おきている戦争について
 ・パンフレット類の紹介

 これに先立って「本の歴史」についても話しました。
 トータルで40分弱でした。時間としてはまずまずですかね。

 「誰かに何かを伝えたい」 というのをテーマとして据えました。

 紙を発明して本という形にしていった工夫。それは伝えたい何かがあったから。1冊の本には伝えたい気持ちがつまっている。
 戦争の本も同じ。そんな想いを受け止めながら読んで欲しい、と締めくくりました。


(08.11.30追記)
 それにしても、難しいテーマですね、戦争って。
 私は司書ですから、戦争やそれについての考え方を言える立場ではないです。そこは先生にフォローしてもらう。
 なぜ? という疑問をもって調べて欲しい。
 先人たちが繰り返して欲しくない出来事として残しているであろうこれらの資料に、他人事だと思わずに、何を伝えようとしているのかという疑問をもって向き合って欲しい。
 ……というような気持ちで話したつもりなのですが、子どもたちの心にどう響いたかはわかりません。
 あ~ぁ。切ないデスねぇ。。。
 小学校6年生で、戦争についてのブックトークを依頼されていたのですが、隔週で行っている学校なのでなかなか先生と打合せができませんでした。

 打合せできると思っていた日は修学旅行でお会いできず、先日ようやく連絡が来たら(しかも留守電)、「社会科としての戦争の本を紹介してください」とのこと。以前のお話だと戦争の文学ものを紹介して欲しい……みたいな感じだったのにぃ……。

 日中戦争以降の戦争について、ということなのですが、とりあえず「学習漫画・日本の歴史」を読みました。 このあたりの近代史って自分の基礎知識にも自信がないあたりなのでとっても不安です。

 どの資料をどうやって紹介していこうか。
 悩みマスね。。。
 司書をしていると、ぎっくり腰になったという話をときどき聞く。 重いものをヨッ!と持ち上げた瞬間になっちゃうんだそうです。
 私も気をつけていました。 持ち上げる時はひざを曲げて、それから持ち上げると腰への負担が少ないとか。

 そしたら先日、を痛めてしまいました。 上腕ナントカ筋の肉離れ、だそうです。
 今はフライパン持つのも痛いデス(泣)

 洗濯カゴみたいなのに借りた本をたくさん入れて、台車に乗せようとしたときだと思うんですよね、きっと。持ち手が付いているから、ついつい片手でやっちゃったんですよ。
 どうもそれから腕が痛い。近所の接骨院に行ったら肉離れだね、と言われてしまいました。

 いけると思ったんですけどねぇ。。。
 いや、いけたんですよ。持ち上がったし。
 とは言えトシを感じます。
 トホホ。。。。。
 今日、なんとか伝記の紹介を終えることができました。
 最後の最後まで悩んだ紹介本のラインナップは以下のように。

『星の使者』ピーター・シス、徳間書店(ガリレオ・ガリレイ)
『環境教育の母 エレン・スワロウ・リチャーズ物語』住田和子訳、東京書籍
『雪の写真家 ベントレー』ジャクリーン・ブリッグズ・マーティン、BL出版
『松下幸之助 勇気のでることば』岡本文良、PHP研究所
『水木しげる のんのん人生』水木しげる、大和書房
『星になった少年 ぼくの夢はぞうの楽園』島田和子、汐文社

 紹介の前に、赤木かん子さんの「巻き物セット」を使って本の歴史を話しました。 伝えたいことがあったからいろんな工夫をして本という形になったんだね、と。
 その中でも伝記とは、伝えたいことを記した本なんだね、と。

 その後、今回の6冊を紹介しました。
 いわゆる伝記全集などにはあまり顔をみない面々。
 そこで、知っているだろう人や事柄に絡めて紹介していきました。
 例えば……
  「徳川家康」は知っている。→関ヶ原の戦いは1600年。→ガリレオが木星の衛星を発見したのが1610年。→『星の使者』へ ……という具合に。(つなぎとしてはちょっと苦しいんですが)

 木星の写真を見せた時が一番楽しかった……というのは私の正直な気持ち。。。
 この6冊以外にもたくさん持って行ったのですが、一番興味を示してくれたのが『水木しげる』だったような気がします。

 同じ人の違う出版社の伝記も読むようにすすめて終わりました。きっと違う発見があるよ、と。

 毎回こうした紹介をするたびに思います。もう一回やらせて~(ToT)
 秋のトーハンは一般書が多いのですが、中学校にも良さ気な本を探すのにはもってこいのイベントです。
 最新のものからちょっと前のものまでが並んでいます。
 写真だけなら小学校でも使えそうな『狛犬』の本とか、卓球が盛んな学校なので『卓球まるごと用語辞典』もおもしろそうでした。

 それから往復の電車内での司書談議。これが楽しい。
 日頃はなかなかまとまって話だけをする機会はないので、片道1時間はとても有意義な時間と感じますね。世間話も多いですが。。。


 来週は、5年生に伝記を紹介します。
 まだシナリオが見えてこないので心配ではありますが、「伝えたいことが記されている」というところを強調して進めようかと思っています。
 いいテーマがないかなぁ。。。悩むところデス。
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